農業機械(コンバイン)メンテナンス講座を開催しました
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稲刈りの準備は万全に
今年の米づくりもいよいよ大詰め。もうすぐ収穫の時期を迎えます。
8月11日(土)、新しい村ライスセンター内で「農業機械メンテナンス講座(コンバイン編)」が開催され、町内の稲作農家10名が参加しました。これは、2月に開催された「トラクター編」に続くもので、間もなく始まる今年の稲刈りシーズンを前に、「自分でできることは自分で」をテーマとして、コンバインの基本的な点検・整備・清掃のポイントを学びました。
講師を務めた(株)新しい村アグリ生産課の小島康雄氏より、実際に新しい村所有のコンバインを使ったエンジンや刈取部、脱穀・排わら部、走行部の点検整備のポイントやコツについて実演を交えながら指導していただきました。
まず、エンジン部分では、エンジンオイルの量やファンベルトの張り具合をチェックし、エアクリーナエレメントの汚れをコンプレッサーで除去したほか、刈取り部の引起し爪の摩耗・緩み具合や刈刃がさびていないかを一つ一つ確認しました。
次に、脱穀部ではこぎ胴と受網分の目詰まりや摩耗がないか、各ベルトやチェーンの張り具合を点検したほか、走行部のクローラ(キャタピラ)のグリス注入箇所を確認しました。
小島氏からは、「稲刈り作業後には、コンバインに付いた泥や汚れを、なるべく乾く前にその日のうちに落としてしまうことが長持ちさせる秘訣です」とのアドバイスをいただき、受講者の皆さんは熱心にメモを取っていました。また、「稲刈り時のコンバインの刈取速度によっては収穫量が変わってくる」というアドバイスもあり、受講者からは、「この講習を受けて知りたかったポイントが分かりました。今年は多く収穫できそうです」との声も寄せられました。

刈取部の引起し爪の確認

脱穀部のこぎ胴・受網の点検

排わら部のカッタ刃の摩耗具合を確認

脱穀部のチェーンの張り具合を確認

走行部(クローラ)のグリス注入箇所を確認
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