死亡事故発生の前に、遊歩道「ふれあいロード」への車進入阻止の措置を(2017年1月5日)
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死亡事故発生の前に、遊歩道「ふれあいロード」への車進入阻止の措置を(2017年1月5日)
歩行者の列に車が突っ込むなど、昨年は自動車の不法運転により悲惨な事故が発生し、多くの人々が亡くなりました。こうした事故は二度と起きてはなりません。しかし、現在、宮代町でも同様の事故が発生する可能性のある危険個所があります。
先日の日曜日、午後一時頃、歩行者専用道路である「ふれあいロード」でジョギングをしていたところ、後方から自動車が猛スピードで近づいてきました。私に接近した段階で、追い立てるようにアクセルを何度もふかせて脅しをかけてきました。場所は「ふれあいロード」上で、日本工業大学の残土置き場とマイライフアカデミーという学習塾の中間付近です。車は南から北へ向かって走り去りました。
「ふれあいロード」は歩行者専用であるため、多くの方が車への心配をせずに散歩しています。中には、杖をついている高齢者や車いすの方もいます。ベビーカーを押して歩く方や、小さなお子さんを連れた方も歩いています。このまま、上記のような非常に悪質なドライバーの車両が侵入するのを放置するならば、死亡事故につながるような重大な事故が起こりかねません。杖をついて足が不自由な方が、車が来ないと思って安心して歩いている最中に、後方から猛スピードで突っ込んでくる車をよけることができるでしょうか。
自動車の不法進入は今回に限ったことではありません。「ふれあいロード」を利用すると、頻度として四、五回のうちに一回は、自動車の不法走行に遭遇します。農地に接している道なので、農業用の車も走行していますが、そうした車両は数に含めていません。
住民の命が危険にさらされています。死亡事故が発生する前に、実効性のある対処が迅速に行わるようお願いいたします。
対処として一つ提案をさせていただくと、「ふれあいロード」の各入り口に電動の柵を設置することはできないでしょうか。「ふれあいロード」の脇には畑が多いため、農作業用の車両通過を妨げるわけにはいきません。特別な許可を得た車両にのみ通行用のカードを発行し、そのカードによって柵が開くような装置を設置するというものです。
質問の回答
「水と緑のふれあいロード」は、見沼代用水路や支線用水路の改修により生み出された土地や管理用道路を有効に利用して設置された自転車・歩行者・農耕者の専用道路で、当町から加須市までの42kmにも及んでおります。
宮代区間は、春には桜が見事に咲き誇り、カワセミも姿を見せるなど1年を通して利用者を楽しませております。
ご指摘の件につきましては、宮代町内のこの道路は、ほとんどが既存の農道や一部生活道路を利用しているため、その区分けが分かりづらく、誤って一般車両が進入してしまうものと思われます。
この対策としてご提案いただきました電動の柵につきましては、設置コストと維持管理等を考えますと困難であると思われます。町といたしましては、事故を未然に防ぎ、利用者に安心安全に利用していただくために、一般車両の進入を抑制する看板を設置したいと考えております。
今後も「水と緑のふれあい道路」を安心して利用していただき、宮代の「農」の風景を楽しんでいただけるよう努めて参りますので、ご理解いただきたいと存じます。
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宮代町役場総務課秘書広報担当
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