みやしろの歌制作プロジェクトが始動しました
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町制施行60年うたプロ
当町出身・在住のドラマーで音楽プロデューサーの戸田泰宏さんから「生まれ育った宮代町のための楽曲を提供したい」との申し出を受け、みやしろの歌制作プロジェクトがこのたびスタートしました。
このプロジェクトは、町制施行60年の記念、そして地方創生の一環として行われるもの。「還暦」を迎えた宮代町。宮代町歌~Song For Miyashiro~、そして宮代音頭に続く、新たな音楽がこの町に彩りを加えます。
台湾や香港などアジアで活動する戸田さん
戸田さんは当町在住。当町を拠点としつつ、1年の大半は台湾や香港などアジア地域で音楽活動を展開しています。ドラマーとして活動をスタートした戸田さん。今では映画やCMソングの作曲、音楽イベントを企画するプロデューサーとしても活躍。台湾、香港、中国本土、そして日本を飛び回りながら音楽活動を展開しています。
「台湾で開催された世界的な音楽イベントで、客席を埋め尽くした6万人の前でドラムを叩いたときの地鳴りのような歓声は今でも忘れられません」と海外での活動を楽しそうに話してくれました。
宮代町に貢献できることはないかと常に考えていた
海外で活動するようになってから「宮代町の素晴らしさを改めて感じた」と話す戸田さん。仕事が安定してきた頃から町のためにできることはないかと考えてきたといいます。ただ「誰に何を話せばいいか」と胸に秘めた思いをどう実現していいのかわからなかったそうです。
そういう思いが募り、ふと「楽曲を町に提供したい」と周りに話をしたところ、今回のプロジェクトにまで発展しました。戸田さんは「子ども頃から親に自由に音楽をやらせてもらった。地域に貢献できる機会を与えられたことで、親孝行にもなるかな」と話します。その眼差しは、この町とご家族を思う気持ちでいっぱいでした。
夢をあきらめない
現在は忙しいながらも充実した活動を続けている戸田さんですが、決して順調に音楽人生を歩んできたわけではありません。「100万回くらい音楽をやめようと思いました」。でもそのたびに過去の作品へのオファーがあったり、海外のミュージシャンに声をかけてもらったりと「窮地」を脱したそうです。「運が良かったかな。いや。でも運も実力ですね」と笑顔で話す戸田さん。
そんな戸田さんに、将来を担う子どもたちへのメッセージをお願いしたところ「やりたいことがあればあきらめずに続けること」と夢をあきらめない大切さを話してくれました。
日本と台湾の架け橋に
「今、日本の音楽界もアジアに目を向けています。日本のミュージシャンが台湾で活動する際の中継役も今担っています」。戸田さんは、自らの音楽活動だけでなく、日本の音楽と台湾の音楽をつなぐ架け橋としても活躍しています。台湾で確固たる地位を築いた戸田さんの今後の活躍がますます楽しみです。
戸田泰宏氏の略歴
2008年:台湾ビールイメージソング作曲
2009年:高雄ワールドゲームスオープニングセレモニー(ドラム出演)
2012年:映画「第一次」挿入歌作曲
2014年:ラジオDJ、ピエール中野ドラムオーケストラ出演
など多数
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