宮代町のPRソングの制作に向けて協定を締結しました

9月15日、宮代町と当町出身・在住で台湾や香港などアジアで音楽プロデューサーとして活躍する戸田泰宏さんの間で、宮代町のPRソングの制作に向けて協定を締結しました。

今回の取組みは戸田さん側から「生まれ育った町のために楽曲を提供したい」との申し出を受け実現したもの。
町では、町制施行60年の記念として、そして地方創生に向けた取組みの一環として戸田さんと共に宮代のPRソング制作に向けた取組みを実施していくことになりました。

この日、協定の締結のために台湾から駆けつけてくれた戸田さん。深夜午前3時の台北発のフライトだったそうです。そんなハードなスケジュールな中でも笑顔で接して下さる戸田さん。その表情には宮代町への思いがあふれていました。

協定の締結後、榎本町長と戸田さんが懇談しました。笠原小学校、百間中学校を卒業した戸田さん。「山崎山周辺でいつも遊んでいました」と小さい頃の思い出などを話してくれました。また町長も以前台湾を訪れたときことなどをお話しになるなど、終始和やかな雰囲気で懇談が進みました。
「まだ初期段階ですが」と、持参してくれたデモテープを披露。流れるメロディラインを聞き「いいメロディだね」と町長も笑顔に。
戸田さんから「台湾に来る機会があればぜひご連絡ください」と声をかけると、町長も「そのときはぜひ」と応じ懇談が終了しました。

この動きに町の教育委員会も加わり、小中学生や高校生を中心とした合唱団を結成。生き生きとした歌声を楽曲のせていくことも予定しています。
また文化協会の皆さんのご協力の下、コーラス版へのアレンジにも取組みながら、男女を問わず、子どもから大人、そしてお年寄りまで、口ずさめるような歌の制作を目指します。
さらに、この歌を使った町のPRビデオを制作し、シティプロモーションや観光振興などにも活用する予定です。
歌の制作を通した地方創生。戸田さんからの申し出を一粒の種にして、それを町民みんなで育て元気な花を咲かせる、そんな取組みにしていきたいと思います。