春日部市、杉戸町、宮代町による合併~これまでの経緯と今後について
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1市2町による合併協議と今後について
宮代町長 榊原一雄
1市2町による合併協議
宮代町は春日部市、杉戸町とともに平成22年3月までの合併新法期限内の合併を目指して、昨年11月から職員による合併研究会を設置し「合併方式」「新市基本計画」等の素案を事前に整理してきました。
ここでまとめたものを、議員や市民から構成される「法定合併協議会」での協議資料とするためです。研究会の中間報告については本年1月、町議会に説明するとともに、広報2月号において町民の皆さんに公表したところです。
しかし、研究会の中間報告を受け、杉戸町においては、議会における決議により、1市2町による合併を進めるか否かの住民投票を行うことになったため、研究会については、これが終了してから再開することとしました。
杉戸町で行われた住民投票
その後、5月17日に杉戸町で行われた住民投票の結果は、合併に反対するという意見が過半数を占めるものでした。杉戸町からは5月20日に1市2町の合併を目的とした研究会からは脱会したい旨のお話がありました。
今後について
こうしたことから、宮代町では5月21日に、議会全員協議会を開催し、平成22年3月31日を期限とする1市2町による合併は今回の杉戸町の判断を考えれば、実質的には難しい旨を報告しました。また、春日部市についても同様の見解であることから、合併研究会は解散し、今後は法定期限内にこだわらない合併の可能性を考えて行くこととなりました。
将来的にはそれぞれの自治体同士の話し合い、あるいは国の動向等により、合併が具体化する可能性もありますが、現段階では平成22年4月以降、どのように合併を推進して行くかについては、白紙の状況です。
このため、当面、宮代町は合併によらない行政運営を続けて行くことになり、公共改革プログラムで示したとおり、改革を着実に実行し、将来にわたって持続可能な協働によるまちづくりを進めていくことになります。
そのためには町としても不断の努力を重ねてまいりたい、と考えていますので、町民の皆さんにおかれましても、格別のご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
これまでの経緯
- 平成19年10月31日~11月26日
平成22年3月31日を期限とする合併新法内の合併を目指した動きが宮代町と隣接する自治体において盛んになってきたことを受け、15歳以上の全町民を対象に「合併意向アンケート」を実施 - 平成19年11月27日
アンケートの集計。結果は何らかの枠組みで合併を望む方が、全体の約8割、その内の半数以上が、「春日部を含む枠組み(春日部市、杉戸町、宮代町)」による合併を望む、というもの - 平成19年11月29日
12月議会冒頭でこの枠組みによる合併を進めていく旨を町長が表明 - 平成20年10月3日
アンケート結果を受け、住民から合併を進める旨の請願が提出、議員による決議が行われる - 平成20年10月6日~7日
春日部市長、杉戸町長に対して、合併協議を進めていくための、申し入れを行った結果、両自治体から1市2町による合併のための協議を行うことに同意する旨の回答 - 平成20年11月27日~平成21年1月23日
法定協議会の議論の前段となる、「合併方式」「新市基本計画」等の素案を整理することを目的として1市2町の職員からなる研究会を開催
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