平成17年度 金原遺跡発掘調査報告書の刊行着々と進行中!
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平成17年度 金原遺跡発掘調査報告書の刊行着々と進行中!
宮代町教育委員会により、はらっパーク宮代(字金原)建設に伴い、発掘調査が実施された金原遺跡の整理作業が着々と進んでいます。
整理作業は、郷土資料館で行われており、平成11年度から土器の洗浄・注記作業に始まり、遺構図の第2原図作成作業などが始められ、平成13年度からは土器の実測、平成14年度からは図版の作成作業を開始しました。
現在までに、縄文時代の土器や石器の図版作成はほぼ終了し、住居跡や土坑(貯蔵穴など)、溝などの平面図の図版作成を進めています。
図版作成をするためには、土器を実測し、墨で拓本をとり、製図ペンでトレースをしたり、土器を石膏で復元することなどが必要です。これらの作業が終了しはじめて図版の作成ができます。
今後は、全測図などの補助的な図の作成作業や図版をもとに執筆作業や写真撮影作業、割付作業を行う予定となっています。
このほか、町教育委員会文化財担当では、発掘調査や他の遺跡で発掘された遺物の整理なども郷土資料館で行っています。郷土資料館整理室内での整理作業見学を希望する方は、郷土資料館の職員にお声がけください。
発掘調査・整理作業の方法はここをクリック

遺物整理作業室内風景

図面整理作業

仮図版作成作業

土器の拓本作業

製図ペンによるトレース作業

トレース図にスクリーントーンを貼る作業

縄文土器図版(実測図と展開図)

土坑図版(平面図・断面図)

縄文土器拓影図版
お問い合わせ
宮代町役場教育推進課文化財保護担当(郷土資料館)
電話: 0480-34-8882
ファックス: 0480-32-5601
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