地域医療を守るための活動拠点創設と「とネット」(2014年3月23日)
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地域医療を守るための活動拠点創設と「とネット」(2014年3月23日)
「2025年問題」は宮代町においても直面する課題であり、これから高齢化がますます進み急激に高齢者の占める割合が高まることが予測されます。
宮代町においては、介護予防や健康づくり活動支援事業や地域交流サロン事業など取り組まれていますが、地域包括ケアは行政のまちづくりそのものだと思います。
医師会、六花、行政、そして住民がひとつとなり宮代まちの地域医療を守るための活動拠点の創設し、医療や介護や保健の融合した事業を実施してほしいと思います。
また、利根医療圏における「とネット」の運用が開始していますが、残念ながら宮代住在の登録は少なく、「とネット」の存在を知らない、また名前は知っていてもどのようなシステムなのかを知らない町民が多いと感じています。
超高齢社会を迎えるにあたり、在宅医療の推進と地域包括ケアシステムの構築には「とネット」は有用だと考えます。
宮代町においても、行政がより積極的に取り組まれることを願っています。
宮代町においては、介護予防や健康づくり活動支援事業や地域交流サロン事業など取り組まれていますが、地域包括ケアは行政のまちづくりそのものだと思います。
医師会、六花、行政、そして住民がひとつとなり宮代まちの地域医療を守るための活動拠点の創設し、医療や介護や保健の融合した事業を実施してほしいと思います。
また、利根医療圏における「とネット」の運用が開始していますが、残念ながら宮代住在の登録は少なく、「とネット」の存在を知らない、また名前は知っていてもどのようなシステムなのかを知らない町民が多いと感じています。
超高齢社会を迎えるにあたり、在宅医療の推進と地域包括ケアシステムの構築には「とネット」は有用だと考えます。
宮代町においても、行政がより積極的に取り組まれることを願っています。
質問の回答
団塊の世代がすべて75歳以上となる2025年には、我が国の後期高齢者人口は2000万人を突破すると言われております。
当町においては、現在65歳以上の高齢者は総人口の28.5パーセントでございますが、2025年には30パーセント台後半になると思われます。
こうした全国的な高齢化への諸課題に対応するため、国においては、法的な裏付けを持って取り組むとして、現在、介護保険法等の改正案が国会に提出されており、その目指すところは、ご意見にあります「地域包括ケアシステムの構築」でございます。
75歳以上の高齢者の特徴としましては、慢性疾患をはじめ複数の疾病にかかりやすく、年令を重ねるとともに認知症の発症や介護の必要性も高くなってまいります。
また、医療と介護の両方を必要とする方が多くなるのも大きな特徴でございまして、介護保険法改正案に盛り込まれている「在宅医療や介護連携の推進」、「認知症施策の推進」「地域支援サービスの充実や強化」などは、2025年問題を見据えての対策でございます。
当町では、平成24年度から蓮田市、白岡市、宮代町の2市1町で在宅医療連携推進協議会を組織し、蓮田市の国立東埼玉病院を拠点病院として、在宅医療と介護の連携について検討をしているところでございます。
協議会においては、関係市町の医療機関や介護事業者など多職種連携に向けた顔の見える関係づくりをはじめ、連携に向けての課題整理や研修会等を行っております。
地域包括ケアの要は医療でございますが、当町は近隣市町に比べ医療機関が少ないこともあり、在宅医療や介護連携の推進に当たりましては、南埼郡市医師会を基本とした広域対応が不可欠と考えております。
協議会には六花も参加しており、今後の協議会活動の進捗を見ながら、町医師会や町内介護事業所と具体的な検討を進めてまいりますが、町内医療の中心拠点としましては、六花がその役割を担っていくものと考えております。
また、当町の「とねっと」への参加状況としましては、登録者数は約1,000名で、参加率は3%程度にとどまっている状況にございます。
「とねっと」の周知活動につきましては、参加市町の広報やホームページへの掲載をはじめ、シンポジウムの開催や「とねっと事務局」によるキャンペーンを行っているものの、各市町とも伸び悩んでおり、大変苦慮しておりますが、今後も、引き続きより多くの方にご参加いただけるよう努力してまいりたいと考えております。
なお、在宅医療連携推進協議会においても、具体的な連携を進めていくためには、関係する医療機関や介護事業所などの情報を一元管理するシステムの整備が課題の1つとして挙げられており、その情報管理システムとして「とねっと」が活用できるかどうかについては、今後の検討課題となっております。
町と致しましては、高齢者の皆さんが住み慣れた地域でできる限り自立した生活が続けられるよう、地域全体で支えていく仕組みづくりに鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
当町においては、現在65歳以上の高齢者は総人口の28.5パーセントでございますが、2025年には30パーセント台後半になると思われます。
こうした全国的な高齢化への諸課題に対応するため、国においては、法的な裏付けを持って取り組むとして、現在、介護保険法等の改正案が国会に提出されており、その目指すところは、ご意見にあります「地域包括ケアシステムの構築」でございます。
75歳以上の高齢者の特徴としましては、慢性疾患をはじめ複数の疾病にかかりやすく、年令を重ねるとともに認知症の発症や介護の必要性も高くなってまいります。
また、医療と介護の両方を必要とする方が多くなるのも大きな特徴でございまして、介護保険法改正案に盛り込まれている「在宅医療や介護連携の推進」、「認知症施策の推進」「地域支援サービスの充実や強化」などは、2025年問題を見据えての対策でございます。
当町では、平成24年度から蓮田市、白岡市、宮代町の2市1町で在宅医療連携推進協議会を組織し、蓮田市の国立東埼玉病院を拠点病院として、在宅医療と介護の連携について検討をしているところでございます。
協議会においては、関係市町の医療機関や介護事業者など多職種連携に向けた顔の見える関係づくりをはじめ、連携に向けての課題整理や研修会等を行っております。
地域包括ケアの要は医療でございますが、当町は近隣市町に比べ医療機関が少ないこともあり、在宅医療や介護連携の推進に当たりましては、南埼郡市医師会を基本とした広域対応が不可欠と考えております。
協議会には六花も参加しており、今後の協議会活動の進捗を見ながら、町医師会や町内介護事業所と具体的な検討を進めてまいりますが、町内医療の中心拠点としましては、六花がその役割を担っていくものと考えております。
また、当町の「とねっと」への参加状況としましては、登録者数は約1,000名で、参加率は3%程度にとどまっている状況にございます。
「とねっと」の周知活動につきましては、参加市町の広報やホームページへの掲載をはじめ、シンポジウムの開催や「とねっと事務局」によるキャンペーンを行っているものの、各市町とも伸び悩んでおり、大変苦慮しておりますが、今後も、引き続きより多くの方にご参加いただけるよう努力してまいりたいと考えております。
なお、在宅医療連携推進協議会においても、具体的な連携を進めていくためには、関係する医療機関や介護事業所などの情報を一元管理するシステムの整備が課題の1つとして挙げられており、その情報管理システムとして「とねっと」が活用できるかどうかについては、今後の検討課題となっております。
町と致しましては、高齢者の皆さんが住み慣れた地域でできる限り自立した生活が続けられるよう、地域全体で支えていく仕組みづくりに鋭意取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
お問い合わせ
宮代町役場総務課秘書広報担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線206、207、208(2階9番窓口)
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