美味しい米づくりを目指して(稲作講座を開催)
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7月2日(土)、宮東地区の水田で稲作講座が開催されました。この講座は、これから稲作に専念する農家の後継者や栽培経験の少ない方を対象に、良質米の生産に向けた基本的な栽培技術の習得に役立てていただくために、全3回のカリキュラムで町とJA南彩との共催で実施しているもので、2回目の今回は12人が参加しました。
今回の講座では、埼玉県春日部農林振興センター技術普及担当職員を講師に迎え、受講者の田んぼ(品種:コシヒカリ)で、田植え後約2か月が経過した稲の生育状況を受講者が実際に調べ、稲の栄養状態を確認しながら、これから行うこととなる穂肥(ほごえ)の時期及び施用量の目安などを学びました。
前半では、田んぼから稲を採取して葉色板を使って葉色診断を実習したほか、茎をつぶして検査液(ヨードカリ液)に浸して染まり具合によって稲の栄養状態を分析するという生育診断や、茎の中の幼穂(ようすい)の長さの測定を、受講者の皆さんは実際に採取した稲で体験しました。
後半では、これから出穂(しゅっすい)の時期を迎える水田での水管理や病害虫防除対策のほか、暑さに負けない米づくりのための栽培技術を学びました。
3回目の講座は10月に開催する予定で、この秋に受講者の皆さんが各々の田んぼで収穫したお米を持ち寄って品質や食味を調べるとともに、来年産の米づくりに向けた課題を検討し合うことになっています。
お問い合わせ
宮代町役場産業観光課農業振興担当
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