天敵導入で農薬低減
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宮代町農業担い手塾塾生の大澤亨(第4期生)さんが、研修圃場のハウス内で栽培するミニトマトやカラーピーマンに天敵農薬を試験的に導入しました。天敵農薬はスワルスキーカブリダニのボトル製剤「スワルスキー」で、害虫(アザミウマやコナジラミなど)を捕食するというもの。化学農薬の削減や薬剤抵抗性の発生抑制にも繋がるものとして期待されています。
今回の天敵農薬の導入は、県春日部農林振興センター技術普及担当の呼びかけにより実施したもので、ミニトマトとカラーピーマンの葉の上にスワルスキーを放飼いしました。「防除効果が出れば、労力軽減や農薬散布回数を削減できるので導入メリットは大きいのでは」と大澤さん。技術普及担当は「高い防除効果が得られれば普及につなげたい」と期待しています。
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