町のイメージカラー「紫」野菜の消費拡大を目指して-紫白菜-
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町のイメージカラーである「紫」。「紫野菜」紹介の第2弾として、今回は紫の白菜を栽培する辻さんの取組みについて紹介します。
宮代町農業担い手塾に入塾して営農をスタート
平成25年9月に町が実施している「宮代町農業担い手塾」の第4期生として入塾した辻さん。宮東地区で営農をスタートしました。スタート時22aだった経営面積を現在は41aまで拡大。この時期は白菜、レタス、うずまきカリフラワーなどを作付けしています。辻さんは、広い畑を見回しながら「いつ何をすればいいのかなど段取りがまだまだなんです」と自らの現状を評価しつつ「特徴ある農業経営を目指したい。そのためにも営業も含めた経営センスを磨いていきたい」と意欲的です。「それなりの売上目標を持たないと自分がおもしろくない」と将来的には規模拡大とともに、契約栽培の展開など売り方にももっと工夫が必要だと考えているようです。辻さんは「消費者のきめ細かいニーズに対応できる農業者になりたい」と意気込みを語ってくれました。
紫白菜の作付けに挑戦
辻さんは以前の仕事のつながりから白菜の種や栽培に関連する情報が入手しやすいということで、今シーズン初めて紫白菜を作付けしたそうです。畑に紫の葉の3列ラインがきれいに並びます。辻さんは「紫の白菜は市場にはなかなか流れない作物。インパクトを与えたい」と話しますが、「試作段階で消費者の皆さんに食べ方を提案できるところまでいってないんですよ」と頭をかきます。
では試食してみようということで、辻さんに少し分けていただき、農業振興担当の職員のそれぞれの家庭で試食してみました。「葉が柔らかいのでキャベツの感覚で生でも食べられる」という声や「蒸してオリーブオイルとマヨネーズをつけると甘さが引き立つ」という声まで。お鍋=白菜というイメージにこだわることなく、紫が鮮やかに映える「紫野菜」として食卓でさまざまな用途がありそうです。
12月20日のイベントで対面販売します!
辻さんは「試作段階ということもあり森の市場結で販売するかどうか考え中」とのことですが、12月20日(土)に開催される紫いもの加工品の新商品発表会では、あぐりねっとみやしろとして出店し、紫白菜を対面販売するそうです。なかなか食にすることができない「紫白菜」。この機会に是非ご購入ください。また消費者の皆さんの活用事例など楽しい情報があれば町の農業振興担当までお寄せください。
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宮代町役場産業観光課農業振興担当
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