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あしあと

    農工房奈味の巧みの技を実習-宮代高校料理研究部-

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:1126

    5月31日(土)、宮代高校料理研究部のメンバー10名が姫宮にある農工房奈味(並木幸佐さん宅)を訪問し、あんびん餅や草もちの実習体験を行いました。
    この取組みは、町が進める農業の6次産業化の一環として実施したもの。昨年、宮代高校料理研究部が紫いもを使ったマフィンやスイートポテトを開発した活動を知った農工房奈味の並木さんから「一緒に新しい商品を作りませんか」と声がかかり実現しました。
    当日は午前中から30度近くになるほどの暑さ。そんな中でも高校生の皆さんは、かまどで蒸し上げるもち米に興味津々。もち米が蒸し上がる香りに思わず「いい匂い」との声があちこちで聞かれました。
    その後、並木さんが杵で餅をつきます。餅つきを間近で見るのは、なかなかない貴重な機会です。皆さんその迫力に圧倒され、餅をつき終わったときは、自然に歓声と拍手が沸き起こり工房内には一体感が生まれていました。
    さて。いよいよあんびん餅づくりの実習です。熱々のお餅に餡を包み、丁寧に形を整えます。餡子がお餅の中心にうまく包み込めず悪戦苦闘する生徒さんもいましたが、みんなで分担して次々とあんびん餅を完成させていきました。

    手から手に、技術の伝承

    高校生 並木さん あんびん餅づくり

    作業終了後は、並木さんのご好意で大根をおろした「からみ餅」をいただきました。大根おろしの爽やかな風味が口いっぱいに広がり「おいしいね」と皆さん大満足。作ったあんびん餅はお土産として生徒の皆さんに持たせてくれました。
    これから秋に向けて、農工房奈味と宮代高校料理研究部のコラボによる商品づくりがスタートします。実習のスタートに当たり並木さんからは「田舎のおじいちゃん、おばあちゃんのところに遊びに来たと思って楽しんで」とのお話しがありました。「農」を通して出会った地域の農業者と高校生。商品づくりというテーマにだけこだわることなく、互いに交流を深め、それぞれの記憶に深く刻まれる活動にまで成長していって欲しいと思います。

    全員で記念撮影

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    宮代町役場産業観光課農業振興担当

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