あったらいいな こんな場所 ~地域をつなぐ中心施設~
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今後の町の公共施設は
現在、町では今年度、東洋大学による「公共施設更新のあり方研究」に基づき、建築、教育、民間活用など、有識者による「公共施設マネージメント会議」においてさまざまな専門的見地から、今後のあるべき公共施設の姿についての検討を進めています。
今回のワークショップは、専門家の意見だけでなく、実際に公共施設を使っている市民の目線から公共施設についての意見、アイデアをいただき、それを今後のプランにつなげていくことを目的として実施されました。
無作為の1000人に案内

10月22日(土)市民活動スペースで「あったらいいなこんな場所~地域をつなぐ中心施設~」と題し、約10年後から建替えが始まる小中学校、その他の公共施設の新しい姿について意見やアイデアを市民が出し合うことを目的に、無作為市民によるワークショップが開催されました。
このワークショップは無作為に選ばれた1,000人の町民に案内をし、参加の申込をいただいた14歳から77歳までの男女36人によって進められました。
これからの社会、宮代町
「あなたが知っている あんな活動 こんな活動は?」「将来どんな施設があったらよい?」という質問に対し、席替えをしテーブルを変えながら、見知らぬ同士がそれぞれのアイデアを持ち寄りながら、話し合いが進められました。
あなたが知っているあんな活動、こんな活動は?

あなたが知っているあんな活動、こんな活動は?という質問に対しては、町民まつりや体育祭など町全体が一つになって行う活動から、六花でのボランティア活動、太極拳、進修館での英語発表会、ダンスなど趣味、サークル、学校単位での活動など数え切れない「こんな活動」が出され、目の前の模造紙に書き加えられて行きました。
地域にどんな施設があったらよい?
どんな施設があったらよい?という質問では、「音楽室、家庭科室、技術室、体育館など今は学校の一部となっている部屋を市民と共有しては」「食堂、カフェがありお年寄り、子育てママ、子どもみんなが集まれる場所はどうか」「施設の広域化で対応できないか」などといった意見が出され、他には施設利用料の軽減、日本工業大学の活用、循環バスの見直しなどといった意見もありました。

今回のワークショップについて、参加者からは「普段話すことができない他の年代の方と話せて楽しかった」「自分の知らないことが町にたくさんあった」などの感想を聞くことができました。市民ワークショップで出された意見アイデアは、近日中に紹介する予定です。
市民ワークショップで出された意見

a-学校を併設した地域の中心施設を作るということについて
参加者アンケート:そうすべき80%、そうすべきではない20%
- 「学校」は基本徒歩圏内に在るので「誰でも歩いて行ける」施設になると思います。
- 子供たちにとっても地域にとってもメリットは大きいとは思うが、子供達の安全をどう確保するかという問題の解決が必要だと思います。
- 効率的でよいと思います。できるだけ多くの機能(学校教育、社会教育、コミュニティ、保育、高齢者福祉、健康)をもたせた方がよいと思います。
- ただ単に「学校」という機能ではなく「新しい価値観の何か」の中に学校機能を持つとよいと思います。
b-地域の中心施設についてのアイデアや意見(こんな場所がいい、こんな風な使い方をしたい)
- 老人と子供が一緒に触れ合える場所、同じフロアーで学童保育、老人趣味の集い、そのなかで老人が子供に遊び方などを教える。
- 住んで長い時間をすごすのは、子供と年輩者です。先輩の方が健康で楽しく過ごしていれば、子供たちも一緒にいられるし、大人になっても「ここなら楽しく暮らせる」とイメージできて戻ってくるのではないでしょうか。それには参加型、自分たちが主体で楽しくできるものがよいと思います。
- 調理室や木工室などの特別教室を地域の方が使える様にしてみては、学校に施設を併設というより、施設に学校を併設というほうがよいと思います。
- おしゃべりしながらお茶を飲んで長居できる場所があったらいいと思います。
まとめ
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お問い合わせ
宮代町役場企画財政課政策調整担当
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