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    散歩道□■□■ 大里さんのバッグ作り

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    大里さんのバッグ作り

    みんなが地域の特派員 濵田 眞明

     先日の西原自然の森フェスタ&M1まつりの時に、藍染めの体験をしていた女性の方がその染めた布でトートバッグを作るということで、ちょうど生地を洗い始めるときに会い、所々ですが染め上がるまでの工程を見せていただきました。その方が、バッグが出来たら見せてくれると言って、1週間過ぎたころ連絡を頂き見せていただきました。店頭に並んでいるような感じのバッグで、本人は趣味で作っていると言っていましたが、そのようには見えないのですごいなと思い、少しお話を伺ってみました。

     この方は、「大里さん」という方で、以前NTTに勤務されていて、退職をきっかけに洋裁を習い始めたそうです。その時一緒に習っていた人の中に、バッグの作り方も習っている人がいて、その人が習っている先生を紹介してもらい一緒に通ったそうです。それから洋裁もですが、色々なバッグを作るようになったそうです。作り始めてから今までに100個を超える数のバッグを作っているということです。出来た品物は、来客の方や友人にあげたりしているそうです。本人は暇つぶしといっていますが、私はこの道は「ど」がつくくらいの「素人」ですが、暇つぶしで作った品物とはとても思えないほどの作品です。

     作業場も案内してくれるということで、その作業場と実際に作っているところを少し見せていただき、手作りの良さが伝わってくるような気がしました。私も、「カメラバッグには見えないちょっとおしゃれなカメラバッグを探しているので、生地や、大きさなど調べて・・・・・」などと、そんな話をしていると、「これ使ってみる?」と言われ、バッグを1つ頂いてしまいました。

     バックの生地や部品を買うのは、この辺りではなかなか手に入らないので、東京まで見に行き買ってきたり、部品などはなじみの店から送ってもらったりしているそうです。「どこか壊れたところがあっても自分で作った物だから何でも直すことができますよ。」とも言っていました。

     大里さんは、以前何人かに作り方を教えていたそうです。もし、「自分で作ってみたいという人がいれば、教えますから来てみてください。」とのこと。ただ、条件があり、「作業場の関係で、座って作業するので、あぐらや足を延ばしたりしてでも、座れる方。」ということでした。このように使い勝手の良いバックを自作できたらいいですね。

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