散歩道□■□■ 陽だまりサロン 茶の湯と写経を愉しむ
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陽だまりサロン 茶の湯と写経を愉しむ
みんなが地域の特派員 濵田 眞明
10月18日、今日は久しぶりに、陽だまりサロンに来てみました。今日の催しは「きっさこキッズ」代表の井上奈穂子さんと、写経を指導してくださるお母さまの麗子さんによる、「茶の湯と写経を愉しむ」です。
井上奈穂子さんは、小さい頃はファッションに関することが好きだったそうですが、当時おばあちゃんが、女の子にはお茶や作法を習わせたほうがいい、ということで、中学1年生の頃おばあちゃんの知り合いの所に、言われたからただ通っていたという感じだったそうです。しかし高校生になる頃、友達が茶道を習い始めるというので、一緒に習うことになり今度は本気で始めたそうです。そして本格的に習い始めた時に、畳や着物(和服)、生け花といった日本古来の美というものに魅力を感じ、どんどんその世界に魅了されていったそうです。その後、いろいろな経験を経て、現在は江戸千家茶の湯師範として活躍しておられます。
また、お母様の麗子さんは、子どもの頃から家業が仏壇屋さんの友人がいて、写経はその友人の所で見聞きしていたそうです。しかし本格的に始めたのは45歳の頃と言っていました。この道の仕事をしていたわけでもなく、普通の会社に65歳まで勤め、その後、教え始めたということです。麗子さんの作品は、ものすごく目を引くものばかりです。

奈穂子さんのお子さんが幼稚園の時に、友達のお母さん達から、子ども達にお茶を教えてほしいと頼まれましたが、当時コロナ禍で開催できなかったそうです。その子どもたちが小学校1年生になった時、進修館の人に声を掛けられ、進修館で開催することができたのですが、60人以上の人が集まり、部屋に入りきれなかったので、翌年明けにもう一度60人の人数制限をして開催したそうです。それから毎月開催するようになり、その後、進修館から陽だまりサロンに場所を変え、ここで毎月1回開催しているそうです。井上さんは「最近は、核家族が多くなって、子どもたちが、おじいちゃん、おばあちゃんと触れ合う機会が少なくなってきています。子どもたちはゲームや、ケータイ等で遊ぶようになり、コミュニケーションの能力がどうなってしまうのかが気がかりで・・・。お茶というのは、子どもから年配の方達まで年齢層の幅が広いので、どなたでも来て頂いて交流ができたらいいなと思い、開催しています。」と言っていました。そして、「お茶というと作法や正座が、などと言われますが、私が今ここでやっているお茶は、作法ではなく、ちょっと立ち寄ってお茶でも飲んでいきませんか(きっさこ)というように、人と人のコミュニケーション、繋がりが持てるよう、どなたでも気軽に来てほしい!」「特に子どもと祖父母くらいの年配の方たちがコミュニケーションを取れると、お互いに良い情報交換ができ、子どもの見守りや子どもの居場所などに発展していくのではないでしょうか。」とも言っていました。
今回、初めての経験で不作法の私も、陽だまりサロンのスタッフの方と一緒にお茶を頂きました。お茶のことは分からないので、質問ばかりしてしまいましたが、細かく教えていただき、とても楽しいひと時でした。 ここには、近隣の人が中心に来ていますが、誰がどの地域から来ても良いとのことです。また、ここを参考にして活動をしている所もあるそうです。最後に片付けも手伝ったのですが、気を使わなくていい雰囲気だったのでとても心地よかったです。こんな場所が歩いて行ける範囲にあったらいいですね。
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