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あしあと

    町内で活躍する事業者の話を聞く会を開催しました(須賀中学校)

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    事業者の話を聞く会とは

     令和5年11月16日(木)に須賀中学校の2年生を対象に「事業者の話を聞く会」が開催されました。この会は、町内で活躍する事業者の話を聞いてもらい、起業に関心を持ってもらうことや「働き方」を考えるきっかけの一つとして令和4年度から実施しているものです。

    当日の様子(講師の話)

     当日は、講師として西粂原でクリーニング店を経営している「クリーニングコンドウ」の近藤 隆(こんどう たかし)さんにお話しいただきました。

     近藤さんの中学生の頃の夢は、ご両親の跡を継いでクリーニング屋になることと、タレント(歌手、俳優)になることでした。中学時代は、CDを買い集め、テレビドラマに夢中になり、なかなか勉強に身が入らず高校受験には大変苦労したそうです。

     高校に入学してからは、サッカーとバンド活動に力を入れ、卒業後は、タレントになるという夢に向かってタレント養成所に進み、舞台役者とバンド活動を開始しました。バンドでは、曲が売れCDも発売し、徐々に役者からバンド活動が中心になっていきますが、25歳の時にバンド活動と並行してもう1つの夢であったクリーニングの修業を始めます。資格取得の勉強は大変で日々の勉強の大切さを痛感したそうですが、27歳の時には、結婚を機に国家資格であるクリーニング師の資格を取得しました。技術を磨くために、県外のクリーニング店の門をたたいたこともあったそうです。

     35歳の時に、本格的に家業(クリーニング)の経営に取り組むため、バンド活動を終了し、今から6年前の38歳でお父さんから代表を引き継ぎ、今に至っています。近藤さんは、「夢は強く願い信じれば叶う」ということを実践し、中学生の頃に持っていた夢を2つとも叶えました。

     また、近藤さんは「この町で仕事をするにあたっては、町が活性化する必要があり、そのためには仕事以外でも町を盛り上げる活動に参加することが大切である」という考えのもと、商工会青年部の活動や小学校のPTA活動などの地域活動にも積極的に取り組まれています。

    生徒の皆さんからもたくさん質問がありました。抜粋してご紹介します。
    〇今までに取り組んだクリーニングで、一番対応が難しかったものはどんなものでしたか?
     ペットの毛がついているものの処理は難しいです。一度衣類用粘着テープでとってからお持ち込みいただけると助かります。

    〇今後家で洗濯をするときに気を付けたほうが良いことはありますか?
     脱水の時間にお気を付けください。衣類の伸び縮みのポイントは脱水にあります。脱水の時間を短めにして、水分多めの状態で干すことで、水の重さでしわも伸ばすことができます。

    講義をする近藤さん
    講義を聞く生徒たち

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    宮代町役場産業観光課商工観光担当

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