町立みやしろ保育園自己評価結果(令和4年度）

　保育所保育指針では、「保育所は、保育の質の向上を図るため、保育の計画の展開や保育士等の自己評価結果を踏まえ、当該保育所の保育の内容等について自ら評価を行い、その結果を公表するよう努めなければならない。」ことが明記されています。このことに基づき、宮代町立保育園では自己評価を実施しております。評価を踏まえ、今後も保育に活かしていけるよう保育内容等の充実を図ってまいります。

25名の保育士が保育者の自己評価のためのチェックリストを実施しました。設問12「災害時に使用する器具や設備（消火器や通報機器等）などの場所や使用方法を知っていますか。」の項目で、消火器や通報機器の具体的な使用方法に不安がある職員がいることからB評価になりました。毎月行なっている避難訓練の中で消火器や通報機器の実地訓練すること、またAEDの使用を目的とした救命講習の受講を全職員を対象に進めていきます。

　みやしろ保育園では、今年度埼玉県福祉サービス第三者評価を受審するにあたり、11月に評価調査票に基づく自己評価を実施し、2月に宮代町立保育園「保育者の自己評価のためのチェックリスト」並びに「園全体自己評価チェックリスト」による自己評価を行ないました。福祉サービス第三者評価結果については、埼玉県ホームページに公表されています。

　宮代町立保育園自己評価、第三者評価の結果から、今まで以上に子どもが主体的に活動できる保育環境について職員が共通認識を持って取り組んでいくこと、また保護者と保育者が同じ方向性で子どもの育ちを支援できる体制・関係作りを行なっていくことの必要を感じました。保育園ではすべての子どもたちが安心して過ごせる生活の場を提供できるよう、また年齢によっては行事でのさまざまな経験が成長への一助や楽しい思い出につながるよう、子どもたち、保護者、職員の意見を反映し、より良い保育園づくりに努めていきたいと思います。

　第三者評価でも指摘があり、今回B評価になりました「地域の子育て支援につながる専門性の発信」の項目については、子育てひろばや町担当課と相談内容を共有し、ホームページ等を利用した専門性の発信に取り組んでいきたいと思います。