第4回宮代魅力体験講座を開催しました
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宮代町の魅力をたくさんの人に見つけてほしい・・・という想いから始まった「宮代魅力体験講座」
10月15日(土)に開催した第4回目では7名の方に参加いただきました。講師は山崎山こどもエコクラブと里山見守り隊代表の八木橋氏です。八木橋氏はさいたま緑のトラスト5号地である山崎山の保全活動をされています。今回のテーマは「宮代の自然」で、新しい村に生息する植物や動物を学びました。座学では昔と現在の新しい村を比較しながら、自然を維持している取り組みについてお話がありました。新しい村には埼玉県レッドデータブックの絶滅危惧Ⅱ類に入るものもあり、それらを八木橋氏率いるボランティア団体によって守られています。草刈りや伐採なども行い生態系を考えながら保全活動に取り組んでいるそうです。
座学で新しい村の生物を学んだあと、実際に巡りながら秋のシーズンに見ごろを迎える植物を観察しました。はじめに紹介があったのは江戸時代中期の開墾当時の様子を残すほっつけ田(堀上田)。毎年ほっつけ田では田植え、稲刈り体験を行っており、お米の成長を学ぶことができます。この日も稲刈り体験が行われており、多くの親子連れが参加していました。
八木橋氏からは稲穂し「はさがけ」の説明がありました。稲穂し「はさがけ」とは稲刈り後、2週間天日(太陽光線)と風によって乾燥させることです。刈り取ってすぐの籾(もみ)の水分は20~25%で、このままでは水分が多すぎてお米が変質するので、15%くらいになるまで乾燥させます。この工程によってアミノ酸が増加し旨味が増します。また乾燥によって固くなり、籾摺りのときに砕けにくくなるというメリットもあります。普段なんとなく稲穂しの風景をみていましたが、宮代米の美味しさの理由が見つかりました。
続いては山崎山の散策。現在では̪シデなどの落葉広葉樹林が広がり、林内には͡コナラ・クヌギ・イヌシデといった里山としての樹木を見ることができます。八木橋氏は生息する草木や動物の説明のほか、自らが代表を務める保全維持活動の取り組みもお話していました。山崎山は現在も保全ボランティアによって管理され、人や動植物など、生き物たちにとって、とても居心地の良い空間がつくられています。
続いてはハーブガーデン。ここには約100種類のハーブが植えられており、季節によってさまざまなハーブが見られます。この日は秋に見ごろを迎えるコキアが赤く色づいていました。鮮やかに色づく景色の中、実際に触ってハーブの香りを楽しみながら落ち着く空間を過ごしていました。こちらのハーブガーデンは入園料無料なので、いつでも見ることができます。
第4回魅力体験講座もたくさん歩いて自然に触れながら、さらに宮代の魅力を体感できました。参加者のみなさま、ありがとうございました!宮代魅力体験講座も次でいよいよ最終回です!

宮代町ウォーキングガイドマップ
■宮代町ウォーキングガイドマップ ぶらり宮代vol.1~6
宮代町の歴史をたどりながら、散策する時に利用できる市民ガイドウォーク・ルートガイドマップです。
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■宮代町ウォーキングガイドマップ ぶらり宮代総集編
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みやしろ市民ガイドクラブ
■みやしろ市民ガイドクラブ
ガイド時間 9時~17時の間で概ね2時間~3時間
料 金 参加者一人につき200円
※実費負担あり
申 込 090-6796-7840(担当:千葉)
申込期限 希望日の3週間前まで
facebookでも宮代の魅力を紹介しています。
QRコード みやしろ市民ガイドクラブ(みやしろ伝々虫)

お問い合わせ
宮代町役場産業観光課商工観光担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線264、265(2階14番窓口)
ファックス: 0480-34-1093
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