巨峰染め体験を開催しました!
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巨峰染め体験を開催しました!
今年も「みやしろつながり作りイベント和e輪e(わいわい)」がはじまりました。このイベントは、宮代町和e輪e実行委員会が地元の事業者と企画し実施する体験講座です。今年はワインや日本酒の飲み比べやミニチュアガーデン作り、和菓子の練り切りや溶接体験等さまざまな体験ができます。今回は9月25日(日)に行われたこのイベントのスタートを飾る「ハンドワーク結MIYASHIRO」の巨峰染め体験にお邪魔してきました。
宮代町の特産である巨峰を活かした「巨峰染め」
自分で染めたい布製品を持って臨みます!
まずは模様作り!輪ゴムで染めたくない部分を留めます。
どんな模様になるのか楽しみですね。
次に、袋に詰めた巨峰の皮を煮詰めて、巨峰の色を取り出していきます。
良い匂いがしてきました。なんだかワインみたいですね~
色が付くかどうか、試しに細い布を入れてみます。
染まり具合を見て良ければ、巨峰の皮を取り出して布を投入!
ものすごい湯煙の中、布が浮いてこないように押さえつけます。
巨峰染めは藍染と違い、ぐつぐつ煮ながらでないと色が入らないそうです。
みんなで交代しながら鍋の番。良い色に染まりますように・・・
そろそろ染まったかな~
今度は色を定着させるため、一度水洗いして絞り、ミョウバン液に浸します。
もう少し濃い色にしたい場合は、もう一度鍋でぐつぐつ煮て色を入れていきます。
布に留めていた輪ゴムを外して、どんな模様が出てくるのかワクワク!

良い色に染まりました!同じものはできないのでみんな一点ものです!
水気をタオルで取り除き、自宅で乾かして完成です!
「色ムラがなくきれいに染まってびっくりした」
「思ったのと違う模様になったけど、これはこれで良い!」
「最後までどんな模様が出てくるのかドキドキしたけど、素敵な模様になった」
参加者の皆さんにとっては大満足の巨峰染めになったようです。

ハンドワーク結MIYASHIRO
宮代町在住のものづくり作家5名により、令和元年7月1日共同で『ハンドワーク結(ゆい)MIYASHIRO(みやしろ)』というブランドが立ち上がりました。
個人で教室や工房の運営を行っていたメンバーは「それぞれの技能を持ち寄れば、宮代らしさが感じられる商品を新たに生み出すことができるのではないか」と考え、地域イベントや店舗、ネットなどこのブランド名で作品を販売しています。
このブランド名で、幅広い年代の方に愛される作品を制作し、それが【メイドインみやしろ推奨品】に登録認定され、全国そして世界に宮代町をPRすることが目標です。

「ハンドワーク結MIYASHIRO」のメンバーから話を伺いました。
宮代町は巨峰が有名で、饅頭、ゼリー、ワインなど巨峰を使った食品が町内のお店で売られています。コミュニティセンター進修館のインテリアをはじめ、巨峰モチーフが町中で見られるなど町全体で巨峰を盛り上げている一方で、巨峰農家の数は栽培が始まった時から半数近く減ってしまったそうです。
私たち「ハンドワーク結MIYASHIRO」で宮代町の巨峰をPRできないかを考え、巨峰の皮で染め物を作ろうと巨峰農家さんに提案しました。
巨峰農家さんから快諾いただき、商品にならない傷のついたものや落下した粒などの巨峰の提供を受け、巨峰染めが始まりました。
この「巨峰染め」で宮代町の巨峰をPRし、巨峰農家さんを応援していきたいと思います。

宮代つながり作りイベント和e輪eの講座情報

宮代の魅力再発見! 和e輪e(わいわい)とは
地元の商工農業者さんを中心に開催する体験プログラムです。
「地域でがんばっている人やお店を知って、もっと宮代町を好きになってもらいたい」という想いから、2014年にスタートしました。
今年で9回目の開催となります。
皆様のご参加お待ちしています。
詳しくは和e輪eフェイスブック(別ウインドウで開く)(別ウインドウで開く)でぜひご覧ください。


宮代つながり作りイベント 和e輪e チラシ

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お問い合わせ
宮代町役場産業観光課商工観光担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線264、265(2階14番窓口)
ファックス: 0480-34-1093
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