下水道料金と浄化槽管理費用の不公平について（2022年2月28日）

宮代町は公共下水道の普及エリアが小さく、浄化槽または汲み取り式トイレの家庭が未だに多く存在します。

公共下水道の普及エリアは安価な料金を支払うのみで事足りますが、浄化槽を持つ家庭は浄化槽の管理として年数万円の料金を必要とし、我が家の例であれば下水量料金であった場合の2倍以上のコストを必要としています。

浄化槽の維持管理に対してコストの補助を行う自治体がありますが、宮代町は何も行わないのでしょうか？

この度は、浄化槽に係る町長への手紙をいただき誠にありがとうございます。

さて、お手紙いただきました生活排水処理にかかる住民負担のあり方、公平性につきましては、さまざまな要素について考えなければならないと思っています。

具体的には、汚水処理施設や設備の維持管理費用、運転費用、更新や新設にかかる費用、そして、それらに対する住民負担としては、手数料のほか、負担金や税など、趣旨や目的に応じてさまざまな方法がございます。

例えば、公共下水道の場合、受益者負担金の納付や都市計画税の課税など、使用料以外の形でも利用者にご負担をお願いしています。

このようなことを総合的に勘案し、宮代町においては、浄化槽の維持管理に関する助成は、現時点においては実施していないところです。

〇〇様のご希望に沿ったお返事ができず心苦しいのですが、こういった状況でありますことをご理解いただきますと大変ありがたく存じます。

この度は、貴重なご意見をいただきありがとうございました。