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あしあと

    2期目の町政運営にあたっての所信表明

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    所信表明(令和3年第5回宮代町議会12月定例会にて)

    町長の写真

    令和3年10月の宮代町長選挙で,再選を果たした新井 康之(あらい やすゆき)町長。
    今後の町政を,どのように進めていくのかについて,本日の町議会定例会で,2期目の所信を表明しました。

    未来への責任を果たすための8つの基本方針

    私は、去る10月3日に執行されました宮代町長選挙におきまして、多くの町民の皆さまと、関係各位の力強いご支援、心温まるご厚情を賜り、二期目の町長の重責を担うこととなりました。宮代町の更なる発展を目指し、町民の皆さまの期待をしっかりと受け止め、全力で職務を全うする所存でありますので、議員の皆様、並びに町民の皆さまの格別のご支援とご協力をお願い申し上げます。

    これまで私は、まちを良くするためには行政が一方的に何かを行うのではなく、常に町民の皆さまと共に考え、行動することが必要であるとお伝えしてまいりました。第1期目を振り返りますと、町民と町民、町民と職員がどうすればこの町はよくなるのか?と、対話を重ねこの先10年のまちづくりの道しるべとなる第5次総合計画を策定することができました。

    これからは、第5次総合計画の各事業において町民の皆さまの参加のもと、よりよいまちづくりを進めてまいりたいと考えています。あわせて町長選で町民の皆さまにお約束した「未来への責任」をしっかりと果たすために、「8つの柱」をまちづくりの基本方針として、町政運営に取り組んでまいります。

    一つ目は、最優先課題「新型コロナウイルス対策」です。

    町民の皆さまの命と生活を守るために、1回目、2回目のワクチン接種と同様にスピード感をもって3回目の接種にのぞみます。また、コロナ禍でダメージを受けた町民の皆さまへ必要な支援を行ってまいります。

    二つ目は、「安心して子供を産み育てられるまち」です。

    忙しい子育て世代の方が、心豊かに子育てができる、そんな環境を作るために、小児科医療施設の充実、高校生の入院費用無償化、町立保育園の保育時間延長、保育園の待機児童ゼロの実現を目指してまいります。

    三つ目は、「教育環境が充実し子育てしやすいまち」です。

    未来の宮代町、日本を背負う子どもたちがのびのびと学び、多様な教育を受けることができる教育環境を整備します。そのために、ICT教育の更なる推進に加え、小中学校のトイレ洋式化の推進、教育支援センターの設置を行ってまいります。また、未来の子どもたちに最高の教育環境を提供できるよう小中学校の適正配置の取組を引き続き推進してまいります。

    四つ目は、「優しさのあるまち」です。

    「住んでいて良かった」と思うまちは、そこに住む人々がお互いに思いやりを持って支え合う優しい福祉があふれるまちだと思います。年を重ねた方、身体や心に障がいをもつ方、体調を崩された方、そんな皆さまが安心して過ごせるよう公設福祉医療センター「六花」を地域医療の核とした体制整備やフレイル予防、「高齢者困りごとサポート隊」の結成と支援、障がい者雇用の促進、福祉作業所の充実を図ってまいります。

    五つ目は、「安心・安全・共助で支え合うまち」です。

    いつおきてもおかしくない災害から町民の皆さまの命と財産を守るため、消防団や地区防災組織の充実、防災意識の向上を図ってまいります。また、引き続き、姫宮落川の河川改修の促進にも取り組んでまいります。

    六つ目は、「買い物もグルメも地産地消を楽しめるまち」です。

    人口減少社会を見すえた「顔の見える地域経済」の発展を目指し、中小企業・個人事業主へのきめ細やかな支援、東武動物公園駅東西口での「にぎわいロード」や「わくわくロード」事業の推進、「新しい村」の魅力アップなどを図ってまいります。

    七つ目は、「里山や森、農の地域資源をいかした自然豊かなまち」です。

    宮代町では、里地里山といわれる、水田や畑、用水路、屋敷林などの田園風景が、町の豊かな自然を形成しております。この豊かな自然と触れ合う教育、家族で楽しめる環境づくりの場として、町民の皆さまの財産である山崎山や西原自然の森を活用します。そして、この町に暮らす私たちに安らぎを与え、季節を感じ、さまざまな恵みを与えてくれる「農」の環境をしっかり守り、次世代に引き継いでまいります。

    八つ目は、「住みやすくより便利なまち」です。

    これには、コンパクトな宮代町の魅力をさらにブラッシュアップしていく必要があります。さまざまな人々がいきかい、ゆるやかなコミュニティでつながる居心地のよい「まちなか」の創出、日々の生活のアクセス性向上などに取り組んでまいります。そのために、東武動物公園駅西口では総合病院誘致に向けて引き続き東武鉄道と協力して取り組みます。和戸駅周辺では残土の解消、西口開設にも取り組みます。また、姫宮駅周辺では北春日部方面へのアクセス道路の整備を春日部市と協力し進めてまいります。合わせて、和戸、姫宮地区に、地域のコミュニティづくりやその活動をサポートする地区コミュニティセンターの設置を目指してまいります。

    私は、町民の皆さまとの対話そして町民の皆さまの参加がよいまちづくりにつながるものだと考えています。
    小さな町の中に無数にある、さまざまな活動や人を大切にし、そして、宮代町の子どもたちが、この町を誇りに思い、ずっと住み続けたいと思う、そんな宮代町を目指してまいりますので、議員の皆様、並びに町民の皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

    町長のイラスト

    令和3年11月25日 宮代町長 新井康之

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