新発売!紫ジャガ芋ようかん-凮月堂が新たに商品化-
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学園台と百間新道にお店のある凮月堂は、紫ジャガ芋-シャドークィーン-を使ったようかんを開発し、新しい村森の市場結で販売をスタートしました。お値段は1個130円(税込み)です。
お芋の風味と絶妙な甘さのハーモニー
「暑くなる時期に合わせて水ようかんのテイストにしました」。丸い透明な容器をのぞくと、ミルクを意識した生クリームの層と紫ジャガ芋の層がきれいに分かれて、プルンとしたようかんのみずみずしさを感じます。「二つの層を一緒に味わってみてください。ジャガ芋の風味に生クリームが溶け込むような食感になります。冷やして食べると今の時期にピッタリです」と話してくれたのは紫ジャガ芋ようかんを開発した凮月堂の武笠さんです。
お話しを聞いた帰り際に「試食してみて」といただいた商品を役場の若手職員で試食。一口味わってみると、ようかんらしいツルっとした食感にじゃがいもの風味と上品な甘さが広がります。しかも2つの層の甘さのハーモニーが絶妙。試食した女性職員は「ちょうどいい大きさで夏らしく見た目もカワイイ。130円?絶対買いですね!」と大満足。また男性職員からは「おいしい。見た目も涼しげで今の時期にピッタリですね」とこちらも太鼓判です。
凮月堂は、お米のカステラ「こめていら」や巨峰ゼリーなど何と5つもの商品がメイドイン宮代の推奨品に登録されています。武笠さんは「地域の農産物を活用するのは、地産地消の一環です。宮代町の特色をいかしたものを商品化したいといつも考えています」と真剣なまなざし。「生産者と消費者をつないでいく」。そうした強い思いを温和な表情の向こうに読み取ることができます。
宮代のイメージカラー「紫」を意識して
この商品へ紫ジャガ芋を出荷するのは若き農業者の蛭田さん。「宮代町の色といえば巨峰からイメージされる紫だと思います。それを意識した農産物を作って町を盛り上げたい」と力強く話します。これまで秋収穫の紫のサツマイモのパープルスイートロードは栽培していましたが、「紫のジャガ芋があることを知り挑戦してみよう思った」といいます。
「問題は販路」。栽培しても活用されなければ続けられません。そこで新しい村の生産者組合で同じ青年部の武笠さんに紫ジャガ芋の活用について相談したそうです。蛭田さんにとって武笠さんは頼りがいのある存在。そんなこともあって「声をかけやすいんです」と笑います。武笠さんもそうした蛭田さんの積極性を「意気に感じて」何か考えてみようという気持ちになるそうです。こうした生産者と商業者の連携と信頼関係は今後ますます重要になります。両者の連携が宮代の食と農を支える原動力なのです。
紫ジャガ芋はご家庭でも調理できます
「味も食感も、他のジャガ芋と変わりません」と蛭田さん。調理方法を伺うと「例えばポテトサラダ。トマトやきゅうり、コーンなどをまぶすと色鮮やかで食卓を彩ります」と紫ジャガ芋をさまざまな料理に活用してご自身でもよく食べるそうです。
紫ジャガ芋は新しい村の森の市場結で10月頃まで購入できます。650gで120円から150円。
紫ジャガ芋ようかん、そして紫ジャガ芋。お二人の熱い思いとともに是非この機会にご賞味ください。
紫ジャガ芋ようかんは贈答用にもできます。詳しくは凮月堂学園台店まで(電話32-0713)
お問い合わせ
宮代町役場産業観光課農業振興担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線262、263、266(2階14番窓口)
ファックス: 0480-34-1093
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