第2期宮代町公共施設マネジメント計画
[2022年5月11日]
ID:19208
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宮代町公共施設マネージメント会議では、平成23年に宮代町の公共施設のあるべき姿を検討し、「宮代町公共施設マネージメント計画」(以下、第1期計画)として、
などの提案を行いました。
第1期計画策定から10年が経過し、その間、町では計画に基づき「いきがい活動センター」と「ふれ愛センター」を廃止するなどの取り組みを進めてきました。今現在は、小中学校の再編が具体的に動き出そうとしています。また、第5次宮代町総合計画において「地域の力となる地区コミュニティセンター事業」が位置づけられ、10年前に示した第1期計画の内容がより現実味を帯びてきました。
令和3年7月に専門家から成る「宮代町公共施設マネジメント会議」を設置し検討を重ね、10年前の計画を踏まえつつ、この10年間の経緯や変化を反映した「第2期宮代町公共施設マネジメント計画」(以下、第2期計画)を策定し、「宮代スタイル」による公共施設再配置の提案を行いました。
第2期計画では、第1期計画を引き継ぎつつ、「建物」ではなく、住民が必要とする「機能」に注目し、厳しい財政状況下にあっても必要な公共施設が持続できるよう、更なる展開を具現化する提案をしています。
なお、計画策定にあたっては、広く市民の意見を募集するため、無作為抽出によるワークショップを実施しています。
開催日 | 内容 | |
---|---|---|
第1回会議 | 令和3年7月28日(水) | ・委員委嘱 ・計画の策定趣旨 ・今後のスケジュール |
現地調査 | 令和3年9月13日(月) 令和3年9月15日(水) | ・各施設現地調査 ・意見交換 |
第2回会議 | 令和3年10月18日(月) | ・現地視察結果について ・新たな再編モデルについて |
第3回会議 | 令和3年11月15日(月) | ・新たな再編モデルについて |
第4回会議 | 令和3年12月17日(金) | ・ワークショップの振り返り ・新たな再編モデルについて |
第5回会議 | 令和4年2月3日(木) | ・第2期公共施設マネジメント計画素案について |
第6回会議 | 令和4年3月9日(水) | ・第2期公共施設マネジメント計画素案について |
日時:令和3年12月4日(土) 9時30分~15時40分
参加者:13歳から77歳までの町民43人、専門家4人、町長 計48人
第1期計画に示されたビジョンに基づき「財政運営上の側面」と「住民ニーズ、行政課題の変化」の視点から、公共施設の再編に取り組みました。主な取り組みは以下のとおりです。
ふれ愛センター
いきがい活動センター
今後40年の間にどれだけ人口が減少するか、施設の更新にどれだけの費用を要するかの推計をグラフ化したのが下の図です。
40年後の町をとりまく状況は・・・
したがって、限りある資源を有効に活用する経営的な視点を持って、より効果的かつ効率的に必要なサービスを持続的に提供し続けられるマネジメントが重要となります。
第1期計画は、学校を地域の中心施設と捉え、長期的な視点で、今ある公共施設の機能を集約する案を提示しましたが、第2期計画では、第1期計画で示した「地域の中心施設」について、そこがどのような場所であればよいのか、更なる展開を具現化する「機能と役割」について示しています。
地域の中心施設に次の3つの機能を持たせることにより、日常的に地域の人が多く集まります。
コミュニティの醸成には、多くの人々、年代や趣向の異なる多様な人々が集まることが効果的です。そのためには、目的がない人もふらっと立ち寄って滞在できる場、またそこで新たな活動が生まれるような開放的な場づくりを目指していくことが大切です。
公共施設だけが地域のコミュニティに必要な機能ではありません。民間施設や喫茶店や食堂、地域の集会所のような「建物」も、広場や公園のような「空間」も、地域のコミュニティづくりには大切な要素です。地域をエリアとして捉え、個々の施設では足りない機能を、それぞれが補完し合うことにより、持続的に地域づくりを進めていくという発想です。
こうした考えからすると、地域の中心施設には他の施設の機能をつなげ、サポートしていく役割も求められます。地域の中心施設は、地域のコミュニティをつなぐ「ハブ」としての機能が求められます。
地域の中心施設が地域のコミュニティを繋ぐハブとしての機能を果たすには、人と人とを繋げ、新たな活動を生み出すコーディネーターの存在が鍵となります。コーディネーターは、町職員でも民間事業者でも市民でも、誰がなっても構いません。大切なのは、その役割を果たせるかどうかです。
コーディネーターの元には、多くの人と情報が集まります。それらが出会うことで新しい何かが始まります。コーディネーターは地域の中心施設とともに「ハブ」の役割を果たし、新しい活動を生み出していきます。また、複数の「場」の連携を図ることにより、地域の中心施設を起点とした「エリアのコミュニティ」をつくることが求められます。
地域の中心施設に寄せることができない施設については、第1期計画において個別更新施設と位置付け、その場での更新を原則としました。第2期宮代町公共施設マネジメント計画では、今後10年間で具体的にどうしていくのか、その方向性を示しています。大きく分けると
などがあります。
第2期宮代町公共施設マネジメント計画
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