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あしあと

    笠原小学校の諸問題への対応について(2021年7月27日)

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:17507

    手紙の内容

    新井町長様
    日頃の町政運営ありがとうございます
    笠原小学校の保護者の一人として 保護者間で挙がっている声をお伝えしたく
    また その声に対するお考えを伺いたく 手紙を書かせていただきました

    以下お尋ねする上での前提として
    宮代町が子育て世代の住民誘致の観点から
    「笠原小学校を目玉の一つとして考えている」と認識しております
    (誘致のポスターや中吊り広告等から)

    であるとするならば
    児童数増加に対する諸々の問題(負担)を
    町として より一層のフォローをお願い出来ればと願っております

    町の積極的な住民誘致に伴い児童数も年々増加しており
    ・教室等の不足
    ・トイレの不足、老朽化
    ・学区外、調整学区からの通学ルールの不徹底(笠原小に限らず)
    ・通学路の混雑(危険)
    などが危惧されています

    教室等の不足については
    他の用途で使用していた部屋を教室に戻すなどで
    学校側に対処していただいておりますが・・・
    児童数増加により教室は不足し 教職員増加により職員室も手狭となり
    ここ数年 学校での対応が大変難しくなっているように感じます
    →(1)校舎の増築、仮設の教室や職員室の建築予定はありますでしょうか?

    トイレの不足、老朽化に関しては
    様式トイレへの改築等の対処をいただいておりますが
    まだ児童数に見合うトイレの数、規模、内容とは思えず
    一部では休み時間内に間に合わない児童が授業に支障をきたしているようです
    →(2)トイレの更なる改築工事や増設工事の予定はいかがでしょうか

    笠原小に限らず 学区外、調整学区からの通学に関しては
    それらの地域からの入学希望を町が受け付けた(確認した)時点で
    入学後の通学方法やその他さまざまな決まり事の説明が
    町から通知されていないケースや保護者側が理解し切れていない現状が
    少なからず見受けられます(一部該当保護者に確認済み)

    入学後に起こりうるさまざまなケースを想定した事前の情報共有が十分でない為
    町、保護者間の理解の齟齬により保護者が負担に感じる事案が生じているようです
    そのため学校の先生方や地区の役員さんに ご迷惑、ご負担をおかけしてしまうこともあるようです
    →(3)町から今以上にルールの周知徹底をお願い出来ませんでしょうか
    (笠原小に関しては通学等のルールがわかる書類などはご用意します)

    通学路の混雑に関しても
    特に「進修館前」信号で通学時間帯の交通事故の心配が拭えません
    こちらは交通指導員さんの増員など対処していただいておりますが
    地元住民の声を踏まえた根本的な解決案として
    通学路を変更し児童を分散させることも解決策の1つになるのではと感じています
    「進修館前」信号を通っている道佛地区からの児童を「宮代三丁目」信号を通るルートに変更することで「進修館前」信号の自動車の通行(右左折)妨げの緩和になるかと

    上記に伴い・・・
    (4)「宮代三丁目」信号に歩行者信号の新設
    ・笠原小の児童だけでなく百間中の生徒や一般歩行者の安全確保のためにも
    ・隣の桜並木の通りには歩行者信号もあるので こちらにも必要かと思います

    通学路が現状のままであるならば
    (5)百間新道のスクールゾーンへの侵入禁止看板の設置確認と時間帯の変更
    ・侵入禁止看板が無いため車の侵入がある(特にJA南彩から)
    ・「7:30~8:15」の45分間では短く児童が7時半前に通り過ぎてしまう為「7:15~8:15}くらいに変更が妥当(百間小前も60分間あります)
    ・現状の通学路、スクールゾーンの時間帯では児童の登校時に侵入禁止になっていないため危険(意味がない)

    笠原小の児童数は町の教育委員会の推計により
    今後2~3年増加し約10年間は ほぼ横ばいであると伺いました
    (5月31日に出された宮代町小中学校の適正配置計画の答申より)
    その増加する児童数の多くが道佛地区からの通学であると考えると
    (4)、(5)に関する問題は非常に重要であると考えております

    現状では通学路として(4)の交差点は利用しておりませんが
    通学路と切り離して考えても歩行者信号は重要であると考えます
    (4),(5)に関しては 全ての内容ではありませんが
    7月8日に役場の町民生活課、危機管理担当の〇〇さんに相談済みです
    とても親身になって話を聞いて頂き感謝しております。

    以上のように 子を持つ保護者としては学校に関する悩み、心配が多く
    このような問題点を解消していただくことが「住みやすい町づくり」に繋がり
    宮代町、宮代町民の生活が豊かになるもと考えております

    町長さんへ直接手紙をお届けするシステムも大変有り難く感じておりますが
    某市役所の「すぐやる課」のように住民の疑問や陳情を受け付け
    それに適した窓口への案内やサポート、一緒に働きかけをしていただける
    「何でも屋」のような窓口、担当者を設けていただけると
    町民が より安心するのではないかと思います

    上記(1)~(5)の件、最後に追記した件・・・
    町長様のお考えを伺えれば嬉しく思います

    町のホームページへの公開も希望しておりますが
    (1)、(2)を笠原小の施設、設備に関する問題
    (3)を各小学校の学区外、調整学区からの通学ルールに関する問題
    (4)を「宮代3丁目」信号の歩行者信号新設
    (5)を百間新道のスクールゾーンに関する問題
    として 分けて公開していだたいても構いません

    ご多用の処 大変恐縮ですが
    ご検討、ご回答の程 宜しくお願い致します

    長々と大変失礼致しました

    手紙への回答

    〇〇様におかれましては、日頃より町の教育活動にご理解、ご協力をいただき誠にありがとうございます。
    また、この度は笠原小学校に関する町長への手紙をいただきましたこと重ねてお礼申し上げます。
    それでは、お手紙にありますご意見、ご要望に順にお返事してまいります。

    1点目、笠原小学校での校舎の増築、仮設教室や職員室の建築については、現時点ではそのような予定はしていないところです。
    笠原小学校では、道仏地区の開発の影響により、今後も児童数の増加が見込まれています。そのため、これまで教育目的以外の用途で利用していた教室(福祉作業所「すだちの家」)や余裕教室を転用して利用していた教室(生活科室、和ルームなど)を普通教室に戻し、その数を確保しています。
    町では、笠原小学校の児童数のピークを令和5年度と見込んでおり、これまでと同様の方法で教室を確保することで、普通教室に不足は生じないと考えています。
    教員数の増加に伴う職員室の対応につきましては、学校側と話し合いをしてまいりたいと考えています。

    2点目、トイレの改築、増設工事につきましては、施設の老朽化に伴い、臭い等の衛生面で課題があることは認識しており、計画的な改修が必要だと考えています。
    このような中、今年度は主に1年生が利用するトイレの洋式化を含めた全面的な改修工事を実施しているところです。新たなトイレの設置(増設)については、今後の改修工事の中で考えてまいりたいと思っています。

    3点目、町からのルールの周知徹底につきましては、通学方法など全体的な事についてはこれまでも周知しておりますが、お手紙にあるような細かなルールは、学校ごとに異なるため、現状は窓口や電話等での問い合わせにその都度対応しています。
    今後においては、お手紙の内容や各校の現状を踏まえ、どのように周知することが適切であるか教育委員会と検討していきたいと考えています。

    4点目、「宮代三丁目」交差点への歩行者信号新設については、所管する杉戸警察署が現地調査を行ったところ、歩行者信号を設置する場合、信号柱を新設する必要があり、そのための道路幅(官地部分)が狭く設置基準に満たないこと、歩行者が信号待ちするための溜まり場所が確保できないことから、現状では歩行者用信号機は設置できないとのことでした。
    このようなことから、笠原小学校の通学路変更については、信号待ちの待機場所や横断後の通学経路など児童の安全対策を含め、慎重に検討する必要があると考えています。
    町としましては、今後においても、引き続き安心安全な通学路、交差点を目指し関係各署と連携し取り組んでまいりたいと考えています。

    5点目、百間新道のスクールゾーンに係るご意見の、交通規制につきましては所管する杉戸警察署に時間延長の要望があった旨の情報提供をいたしました。
    進入禁止看板の設置につきましては、地元からの要望等もありましたことから、看板の設置箇所、設置・撤去のルール化、人員の確保、周辺住民への周知等など必要になってまいりますので、関係者を交えて協議をさせていただきたいと存じます。

    最後に、住民の皆様からのご要望に対する迅速かつ的確な対応や案内をするにあたり、お手紙にあります「すぐやる課」等の設置は、有効な方法のひとつであると考えています。
    一方、住民の皆様からのご要望が多様化する中、それらに対応するための各業務も専門的かつ多分野にわたるため、ひとつの部署が対応できる範囲を超えているものも増加しています。
    そのため、町といたしましては、組織の枠組みにとらわれず、相互に連携して業務を遂行することを推進することで、町全体で「すぐやる課」の役割を担うことができるのではないかと考えています。
    町の組織体制につきましては、質の良い行政サービスを行えるよう、各課と現状を踏まえた話し合いをし、毎年見直しをしていますが、〇〇様からのご提案のような、実際に行政サービスを受ける住民からのご意見は、それと同様に大変貴重なものだと受け止めています。
    「町長への手紙」は、すべて私が拝見させていただいており、今回の〇〇様からのご意見も多分野にわたるものでしたが、こうして課題の全体像を捉えることができたのも「町長への手紙」ならではの効果ではないかと思っています。

    〇〇様におかれましては、貴重なご意見をいただきましたこと改めてお礼を申しあげますとともに、引き続き、町の教育活動ならびに町政運営にご協力をいただきますようお願いいたします。

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