散歩道□■□■　第12回ふるさとキレイ大会in宮代

3月20日、MIYASHIROエコ☆スターズというグループが主催の、「ふるさとキレイ大会in宮代」というイベントに知り合いが参加すると聞いたので行ってみました。

このMIYASHIROエコ☆スターズというグループは、小、中、高生が宮代町を中心に環境ボランティアの活動をしているグループということだそうです。今回の大会は、日本工業大学の方達もボランティアスタッフとして、のぼり旗を持ち、各チームに一人ずつ付いてOKやNGのゴミ等の判別のお手伝いをしていました。

この大会は、制限時間内に町内のごみを拾い歩き、拾ったごみの量をチームごとに競うものです。制限時間は90分。タバコ1グラム10点、そのほかのごみは1グラム1点、時間オーバーは1分につき10点のマイナスです。獲得点数をチームの人数で割った点数での競い合いということでした。

1グループ4名から8名で、12チーム参加していました。　

9時半より受付が開始され、10時に開会式が始まりエコスターズ代表の挨拶そしてルールの説明、協賛者の挨拶があり、10時10分に競技開始です。

町長も参加し、各グループともゴミのありそうな場所に四方八方に移動し始め、何処のチームについて行こうか考えていると、見失ってしまいそうなので、とりあえず一番後ろのグループに付いて行きました。一度一緒にいるグループを離れ次のグループを探すには、ひたすら歩き、のぼり旗を見つけて追いかける他にないので、意外と大変でした。

どのチームの子どもたちもゲーム感覚なのか、皆楽しそうにノリノリでごみ拾いをしていました。各チームの人達に感想を聞いてみると、皆ほとんどの人が楽しいと言っていました。カメラを向けると、何の躊躇もなくカメラ目線で答えてくれるので、こちらも楽しく取材できました。

また、参加している大人、子どもに限らず色々なごみの中でも、たばこの吸い殻が多いことに驚いていたようです。

いよいよ終了時間が近づき一緒にいたグループと会場に戻ると、ほとんどのチームが戻っていて記念写真を撮っていました。駅の方を回っていたグループの子たちは「たばこの吸い殻がめっちゃ多かったよ、でも楽しかった。」と言っていました。

中学生の2チームについては、「この子たちは、校内だけですけど毎日ごみ拾いをしてくれているんですよ。」と部活顧問の先生が目を細めていました。

また、「私達が回った方は、プラスチックごみが多かったような気がしました。場所によって色々ですけどね。」と生徒さん達。見ていて皆和気あいあいで良くまとまったチームだなと思いました。

その後、エコスターズのメンバーが、ポイントの計算をし終えて閉会式です。町長の労いの挨拶のあとに全チームのポイント数と順位の発表、そして、上位3位チームまでの表彰式が行われ、その後、今日拾い集めたごみを前にして記念写真を撮って解散となりました。

帰り際に、それぞれのグループに、「また今度この様なイベントがあったら参加しますか？」と聞いてみたら、ほとんどの子ども達が「勿論来るよ。」、「楽しいから、また来る。」などで、積極的な意見ばかりでした。みんなが帰った後、スタッフたちはゴミを役場の車に積み込み、次の日に処理場へもっていくそうです。

そして、大人が捨てた煙草の吸殻を子ども達が拾い集める・・・・・どう思いますか？　ちょっとおかしいと思いませんか？　子ども達はこんなことも言っていました。「こんな場所に捨てて火事になったら危ないよね。」と。たばこを吸う人は勿論ですが、販売する店も、この対策は必要なのでは・・・・・⁉