町による防犯カメラの設置について（2023年11月16日）

本年宮代町では、夜間の忍び込み窃盗や連続不審火などが多発しています。

対策として、住民による補助錠や防犯フィルムの取付等も必要ですが、町で「安全、安心のまちづくりの観点から、防犯カメラを設置、運用する」ことは出来ないものでしょうか。

被撮影者のプライバシー侵害の問題もあり、設置や管理方法への住民の理解、設置運用する条例の制定、予算などの裏付けなどの課題があることは理解しています。

千葉県市川市や大阪府箕面市などの取組みでは、小中学校通学路や公園などの街頭、市営の駐輪場や図書館などに設置し、設置前に比べ、年間犯罪率が約1／3から1／2に減少したそうです。　以上です。

この度は町長への手紙をいただき誠にありがとうございます。

現在、町が設置している防犯カメラにつきましては、小中学校や役場庁舎など建物に付属しているものが45台、町立保育園の園庭や駐車場、駅周辺の町営駐輪場や小学校通学路の地下道など、屋外に設置されているものが24台あり、合計69台の防犯カメラを運用しております。

私も〇〇様がおっしゃるとおり防犯カメラの設置には、犯罪の抑止をはじめ多くの効果が期待できるものと認識しております。一方で、設置及び維持管理には一定の経費がかかる他、近隣住民の皆様のプライバシーへの配慮などの課題もご教示いただいたとおりでございます。

こうしたことから、町では、すでに設置してある防犯カメラの運用に加えて、地区自治会から毎年ご要望をいただく防犯灯の新設と更新、町民の皆様を対象とした防犯防災リーダー養成講座の開催、町内で活動しているさまざまな自主防犯組織への支援などを通して、町全体で防犯意識を高めていきたいと考えております。

〇〇様からいただきました貴重なご意見も今後の参考にさせていただき、引き続き防犯活動に取り組んでまいりますので、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。

この度は貴重なご意見をいただきありがとうございました