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あしあと

    宮代町公共施設マネージメント計画

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
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    公共施設マネージメント会議での検討

    東洋大学PPP研究センターとの共同研究(2010年度)を受けて、まずこれからの人口減少・高齢化と関係の深い「建物施設」の機能と役割の再編について検討するため、平成23年4月に専門家と市民から成る「宮代町公共施設マネージメント会議」を設置して検討を重ね、「公共施設マネージメント計画」を策定しました。
    公共施設マネージメント会議の記録

    開催日内容
    第1回会議平成23年4月13日 水・公共施設の現況報告
    ・検討に必要な資料、条件の整理
    第2回会議平成23年5月23日 月・学校を中核とした施設再編の検討
    ・公共施設「仕分け」について
    第3回会議平成23年6月14日 火・中核となる施設のイメージ
    ・現地調査のポイント
    現地調査(1)平成23年6月18日 土・文化施設中心に現地調査
    現地調査(2)平成23年6月28日 火・学校施設を中心に現地調査
    第4回会議平成23年8月8日 月・現地調査結果の意見交換
    ・公共施設の再配置 ~中核施設モデルの検討~
    第5回会議平成23年9月29日 木・中核施設に移行可能な機能(施設)・再配置実現のための検証
    第6回会議平成23年11月1日 火・市民ワークショップの結果について
    ・委員会報告書について

    公共施設マネージメント計画の概要

    今までの50年 宮代町公共施設整備の歴史(公共施設マネージメント計画9ページ~)

    これまで宮代町では、人口増加に伴ってさまざまな行政需要や住民ニーズに対応するため、公共施設を建設してきました。これは、公共施設が行政サービス提供する一つの基盤となっているからですが、この関係が顕著なのは児童・生徒数に応じて校舎や設置施設の種類、面積が定められている小・中学校施設です。下のグラフは、宮代町の人口の推移と公共施設延べ床面積(累計)をあらわしたものですが、年ごとの延べ床面積の増(棒グラフ)を見ると、3つの期間に区分でき時期的に特徴があることが確認されます。
    人口と公共施設延べ床面積の推移のグラフ

    これからの50年 公共施設「更新時期」の予測(公共施設マネージメント計画15ページ~)

    今後50年の間にどのような建て替え需要が発生するかをグラフ化したのが下の図です。
    下の予測図から以下のことが分かります。
    • 2020年代に入ると、学校施設を皮切りに断続的に各施設の更新時期が到来するため、「現在から10年間」のうちに準備をすすめることが必要
    • 学校施設の更新ピークは2020年代(1)
    • その後、水道施設、下水道施設の更新時期到来(2)
    • 平成の代に入り整備された「文化施設」の多くはその後に更新時期を迎える(3)(ぐるる、図書館、資料館など)
    更新費用のグラフ

    「宮代スタイル」による公共施設再配置の提案(公共施設マネージメント計画31ページ~)

    マネージメント会議では、これまでの検討成果を「公共施設マネージメント計画」としてまとめました。その提案の柱は、公共施設の「規模」「機能」と「新たな価値の創造」の3つから成っています(計画書32ページ)。
    • 公共施設の規模について
      a-絶対的な総量(延べ床面積)の削減が必要です。
       人口、そして財政規模の縮小が見込まれる中、その規模をこれらに応じたものへと転換を図ることが必要
      b-公共施設機能の移転・集約が必要です。
       公共施設に求められるのは「機能」、可能な限り移転・集約を図ることで総量を圧縮し、町民の利便にかなうよう努めることが必要。
    • 公共施設の機能について
      a-将来の新しい需要にも対応できる柔軟な施設構造が求められます。
       その時代の行政課題、住民ニーズに合った機能への転換がスムーズに行えるような建物構造にしておくことで常に住民ニーズに応えることができ、後年度の財政負担の抑制にもつながる。
      b-公共施設機能の廃止と転換に取り組む必要があります。
       社会環境などに変化により設置当時に比べて役割が失われた施設については、その用途の廃止や転換に取り組む必要。
    • 新たな価値の創造
      a-新たなコミュニティの創造、町民に愛される建物デザインが求められます。
       公共施設は町民みんなの財産。町民に愛されるデザインとすることで建物に対する愛着や誇りが生まれ、大切にされていく。
      b-長寿命化、コスト低減への取組み
       建物施設は年々劣化が進みます。メンテナンスにより利用者に心地よい印象を与え、ひいては劣化を先に延ばしていくことは可能。また、環境に配慮した省エネ型の施設運営にすることでも維持管理に係る経費は抑制可能。

    市民ワークショップの開催(公共施設マネージメント計画52ページ~)

    公共施設マネージメント会議での検討過程では、会議でまとめられたひとつの再編モデルである「学校を併設した地域の中心施設」について、無作為に抽出しご案内した1000人の中から応募いただいた方々により、自由な意見交換やアイデアの提案がありました。

    公共施設の再編計画の基本モデル(公共施設マネージメント計画37ページ~)

    宮代町の現状と課題に対応した公共施設の再編モデルは次の5項目により整理されています。再編の中心となるのはピーク時の約半分に減少した児童・生徒数により、規模に余裕が生じている学校施設です。

    1. 小中学校の再編を検討
    2. 学校施設の更新時期に合わせて地域コミュニティの拠点となる「地域の中心施設」を整備
    3. 公民館などの地域住民が集うための施設機能を移転・再編
    4. 大規模災害時の避難場所など、市民ニーズや時代の要請に合わせた新たな機能も追加
    5. 宮代町を象徴する特徴的な建築物である「進修館」「笠原小学校」は長寿命化により存続

    「地域の中心施設」のイメージ(計画書38ページ)

    地域の中心施設のイメージ画像
    • 学校機能
       施設の中心は「学校機能」です。
       将来児童・生徒数の変動があった場合でも機能転換が可能な仕組み(可変機能)を設けることで改修コストを抑制します。
    • 共用機能
       学校機能とコミュニティ施設と供用するスペース(共用機能)により、効率化と交流機会の確保を図ります。
    • A施設機能、B施設機能
       地域のコミュニティのための施設機能(AB)を併設します。
       災害時の「防災拠点」とすることもできます。

    建築方法(建物合築、分築)はケースバイケース

    財政効果の検証ル(公共施設マネージメント計画44ページ~)

    再編A案に基づき更新投資額を試算(B案も延べ床面積は変わらないため同じ削減額)。再編により更新投資額は約240億円→約166億円に低減される試算です。(50年平均では、4.8億円→3.3億円/年)。
    財政効果の検証のグラフ

    公共施設マネージメント計画データ

    公共施設マーネジメント計画の頒布

    公共施設マネージメント計画の書類画像

    公共施設マーネジメント計画のご注文はメール、お電話にてお受けいたしております。(1冊2,000円+送料)ご入金確認後速やかにお送りいたしますので、よろしくお願い申し上げます。

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    宮代町役場企画財政課対話のまちづくり推進担当

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