【メイドインみやしろ】令和6年度のおすすめ品
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メイドインみやしろ推奨品 インタビュー
「メイドインみやしろ推奨品制度」は、宮代町の豊かな自然や、育まれてきた文化や歴史、優れた技術などから生まれた「宮代町でしか味わえない」、「宮代町でしか手に入らない」逸品を認定する制度です。
年に一度行われる『メイドインみやしろ推奨品審査会』では、認定された商品の中から「推奨品アドバイザー」が令和6年度、特にオススメしたい商品を選びました。
食部門
ミート&デリカのざわ「宮代餃子」
●宮代餃子を作ろうと思ったきっかけは?
餃子自体は創業当初から作っていました。
20年ほど前に「宮代町を餃子の町にしよう!」という町おこしの企画があり、それに合わせて「宮代餃子」として売り出しました。お酒が好きな店主の作るしっかり味のついた餃子は、作り始めたころから変わらない味です。今では地方から送ってほしいと頼まれるほど、リピーターも増えてきています。
●宮代餃子のこだわりは何ですか?
一番のこだわりは、野菜の旨味を保つために、手で切ることです。
季節によって野菜の味の特徴も変わってくるため、冬の野菜は細かめに、春の野菜は大きめに切るなど、切り方の工夫もしています。
あんは肉と野菜の比率も工夫して、肉と野菜を3対7で合わせています。
肉の取り扱いのあるお店ですが、あんは肉が多ければよいわけではありません。
あん全体をしっとりとさせるために、乾燥している時期には白菜を入れます。
また、包む際のこだわりとして、皮のふちを湿らせて綴じるのではなく、あんを多めに入れることで綴じています。
●おすすめの食べ方はありますか?
オーソドックスに焼いて食べるのがおすすめです。その際には、鉄板に並べてすぐに水を入れてはじめから蒸すように焼くと、焼いている部分が固くならずにおいしく食べることができます。
ほかにも揚げ餃子や水餃子として食べるのもおすすめ。揚げ餃子や水餃子として食べるときには、冷凍の状態の餃子を使うと調理中に形が崩れることなく仕上げることができます。
●読者の皆様へ一言お願いします。
まず、ぜひ食べてみてください!
餃子は味つけがしっかりとしているので、そのままでも食べられます。
他にもお酒にあう豚もつ煮込や、コロッケなどはその場で揚げて提供しています。
和戸の店舗はもちろん、新しい村でも販売中です!
農工房奈味「みやしろ竹菜(メンマ)」
●なぜ、メンマを作ろうと思ったのですか?
1,500平米ほどの竹林を持っていたことが大きいです。
竹の主な取り扱いはたけのことして収穫、親竹として残す、切る、の3パターンです。
メンマを作ることで、切ってしまう竹の活用にもつながっています。
●宮代竹菜(メンマ)のこだわりは何ですか?
一日に加工できる分の竹を切り出すことです。メンマとして切り出す竹は、1メートル半ほどの竹を選んでいます。切り出した竹はだめになるまでが速いです。加えて、切ってみないと筋が多いかなどが分かりません。筋の多い部分はメンマにはせず、柔らかい部分をメンマにしています。
また、メンマを作るにあたって九州でメンマを作る方のところへ話を聞きに行きました。そこでは、たけのこ暦を参照して竹林の土壌を管理することや、メンマづくりの工程を学びました。今作っているメンマは、学びを生かしたメンマです。
●宮代竹菜の特徴はどこですか?
色と食感です。
広く販売されているメンマは、白っぽいものが多いですが、宮代竹菜は黄色が強いです。色が濃いので食欲をそそります。
たけのこそのものがやわらかいので、やわらかめの食感も特徴です。
また、手作りだからこその大きさも特徴。穂先のメンマは竹の形がわかるカットで、見た目にもインパクトがあります。
●おすすめの食べ方はありますか?
シンプル加工のメンマなので、自由に食べられるのがポイントです。
塩抜きした後はそれぞれのご家庭の味つけで食べることができます。
また、さまざまな料理に応用できます。春巻きの具材としてもおすすめです。新しい村コラボの地産地消レシピ(別ウインドウで開く)として紹介している、メンマをふんだんに使ったシュウマイレシピもおすすめです。
●読者の皆様へ一言お願いします。
非常に珍しい手作りメンマです。
全国的に流通しているメンマよりも色も濃く、食感のやわらかいメンマです。
新しい村で販売しています。みなさんのご家庭のお好きな味で調理できるよう、シンプルな加工をしています。ぜひ、さまざまな料理にご活用ください。
gateau cadeau(ガトーカド)「米粉を使ったクッキー」
●なぜ、米粉クッキーを作ろうと思ったのですか?
「宮代町でお店をやるなら、宮代町のものを使いたい」という気持ちがありました。
クッキーに使用している米粉は新しい村の米粉です。
もともと小麦粉で作っていたクッキーの粉の割合を米粉にあわせて配合しなおして、小麦粉のクッキーと米粉のクッキーとで味に差がないように仕上げています。
また、材料にもこだわって、少しでも体に良いものを提供できるよう心がけています。
●米粉を使ったクッキーを作るにあたってのこだわりは?
米粉を使用したお菓子特有の食感の軽さやサクサク感を出すことにこだわっています。
もともと小麦粉で作っていたクッキーの粉の割合を米粉にあわせて配合しなおしていることに加えて、クッキーによっても米粉の量を少し変えています。
また、作りたいお菓子の種類や米粉の特徴を残すために、使用する砂糖の色や種類を変える工夫もしています。
●5種類のクッキー、それぞれの味のこだわりは何ですか?
米粉を使ったクッキーは5種類の味があり、それぞれ特徴があります。
「オートミール&レーズン」
米粉、オートミール、たっぷりのレーズンが入ったアメリカンなクッキー。ザクザク食感がおいしいクッキーです。オープン当初から作っています。
「ショートブレッド」
オートミール&レーズン同様、オープン当初から作っています。
ショートブレッドは長年作ってみたかったお菓子です。現在はプレーンと紅茶を販売中。
「ダブルチョコ」
オーガニックのココアに少しビターなチョコチップを合わせた、チョコ好きの方におすすめのチョコづくしのクッキー。
「甘露正油」
桶川市の醤油屋さんのお友達からのリクエストで作り始めました。
甘露醤油は醤油といってもしょっぱくなく、甘めの醤油です。
米粉の割合をほかのクッキーよりも多めにし、くるみやごまを練り込みます。
表面にはくるみと醤油のペーストを塗った、見た目も煎餅のようなクッキーです。
「チョコチップ」
みんなが好きなクッキーです。くるみと少しビターなチョコチップを生地に練り込んでいます。甘すぎず、何枚でも食べられるクッキーです。
●どのようなタイミングで購入される方が多いですか?
プレゼントに購入されるお客様が多いです。
お客様が自分でクッキーを選んでギフトボックスにできるよう、クッキーは多めにそろえています。
また、クッキーだけでなく、マフィンやシフォンケーキなども取り揃えています。
マフィンやシフォンケーキは、季節ごとにメニューを変えているので、季節に合わせて購入される方も多いです。
●読者の皆様へ一言お願いします。
cadeauのお菓子を食べて、ほっと幸せになってほしい。その気持ちを持ってお菓子作りをしています。クッキーは少し大きめのサイズですが、それがcadeauです。一つ食べて満足できるような大きめサイズで作っています。
美味しくて、また来たいと思ってもらえるようなお店を目指しています。
モノ部門
nekineki「スティーブとモルック」
●スティーブとモルックを作ろうと思ったきっかけは何ですか?
無印良品 東武動物公園駅前でのつながる市やスキップ広場でのマンデーマルシェで、モルックを体験したことがきっかけです。実際にモルックをやってみると非常に楽しく、幅広い年代の人が遊べるものだとわかりました。
スティーブにも動きを持たせたいと考えていたので、作ってみようと思いました。
●この作品を作るにあたり、どのくらいの時間がかかるのですか?
羊毛フェルトでできたスティーブの部分は半日ほどで完成します。
靴の部分は粘土で作っています。スティーブの中には芯が入っていないので、靴の底を平らにして、自立して飾れるよう工夫をしています。
●制作にあたってのこだわりは?
作り始めたその日のうちに完成を見たいという勢いと思いを持って制作するのがこだわりです。スティーブはnekinekiの営業マンで、中にはおじさんが入っているという設定のため、マスコットらしい顔立ちが特徴です。また、ほかの作品では生き物たちのリアルな表情を表現することで、他にはどこにもない、nekinekiならではの作品を目指しています。
●今回スティーブはモルックとコラボしましたが、今後どんなものとコラボしていきたいですか?
コラボとは少し異なりますが、将来的には現在のスティーブとモルックを発展させて、スティーブがモルックを投げられるように、日本工業大学と連携してシステムを計画中です。
また、町内の農家の方が栽培している綿を使用した作品や、スティーブを自分で動かせる操り人形なども制作中です。
●読者の皆様へ一言お願いします。
商品を手に取るみなさんのことを思いながら、一つ一つ心を込めて制作しています。
同じ商品でも表情や質感など、ひとつとして同じものはありません。
飾って眺めるもよし、手に取って動かしてみるもよし。お店ではお直しもできますので、長く
大切にしていただけると嬉しいです。
ハンドワーク結MIYASHIRO 「巨峰染めミニバッグ」
- 商品を作ったきっかけは何ですか?
宮代町の特産品である巨峰。6年ほど前に巨峰の皮で染物ができるということを知り、巨峰染めのクラフト活動を始めました。巨峰染めは浸し方や、模様の付け方などによって他にはないデザインになる魅力があります。そこで、刺繍や染物、ディップアートなどのクリエイターのコラボによって誕生したのが「巨峰染めミニバッグ」です。今では町内外の多くの方との交流も楽しみながら、唯一の作品を生み出しています。
- 巨峰染め体験会など、ワークショップは開催していますか?
年に一度9月ごろにワークショップを開催しています。房から落ちてしまったり、販売できない巨峰の皮を使って染める液を作っています。染めたいものを参加者の方にご持参いただき、ビー玉、輪ゴムなどを使っていろいろな模様を作ったり、お好きなように染めていただきます。染める工程もお伝えしますので、ご自宅でも染めることができます。巨峰染め体験のリピーターになってくれる方もいます。
- きれいに染め上げるために気を付けていることはありますか?
液作りに使用する皮を冷凍保存することです。冷凍保存することで、鮮度を保つことができ、鮮やかな色を出すことができます。
その年の巨峰の実の色によって染まる色も変わってきます。染める液の最初と最後では同じ日に染めたものでも色が変わってきます。皆さんのお好みの色、お好みの濃さ、好きな模様に染めていただければと思います。また、時間の経過によって自然に色が変化していきますが、その変化にも愛着がわいてきます。
- 読者の皆様へ一言お願いします。
巨峰染めは巨峰をおいしく食べるだけでなく、食べた後も自分だけの色に染め上げる楽しさがある、環境にやさしい活動です。手作りだからこそすべて異なる一点もので、機械では作り出せません。
今後も体験会を開催する予定です。町全体とつながり、オリジナリティある作品作りに参加してみませんか。
おすすめのお店情報
■ミート&デリカのざわ
住所:宮代町和戸4-4-27
連絡先:電話:0480-33-0613
営業時間:9時~18時30分
定休日:月曜日
駐車場:あり
ホームページ:https://www.kuraso-miyashiro.com/local_information/483/(別ウインドウで開く)
インスタグラム:https://www.instagram.com/meat_delica_nozawa/(別ウインドウで開く)
■農工房 奈味(のうこうぼう なみ)
新しい村で土日のみ販売しています(7月・8月除く)
住所:宮代町姫宮206
連絡先 電話:0480-34-6152
営業時間:「新しい村 森の市場結」の営業時間内でお買い求めください(9時30分~17時)
定休日:毎週月曜日(祝日を除く)
駐車場:あり(新しい村の駐車場をご利用ください)
ホームページ:https://www.kuraso-miyashiro.com/local_information/514/(別ウインドウで開く)
■gateau cadeau
住所:宮代町中央3-9-9
連絡先:電話:0480-48-5021
営業時間:平日 10時~17時30分
土曜日・祝日 11時~17時30分
定休日:日曜日
駐車場:あり
ホームページ:https://www.kuraso-miyashiro.com/local_information/521/(別ウインドウで開く)
インスタグラム:https://www.instagram.com/kado_112/(別ウインドウで開く)
■nekineki
※ネット販売のみ
ホームページ:https://shop.nekineki.info/(別ウインドウで開く)
インスタグラム:https://www.instagram.com/nekineki_made/(別ウインドウで開く)
■ハンドワーク結MIYASHIRO
※購入をご希望の方は下記までご連絡ください。
連絡先:(電話)090-9814-4693
(メール)makitaku@indigo.plala.or.jp
お問い合わせ
宮代町役場産業観光課商工観光担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線264、265(2階14番窓口)
ファックス: 0480-34-1093
電話番号のかけ間違いにご注意ください!