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令和3年度町政施政方針

[2021年2月18日]

ID:16266

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町政運営にあたっての基本的な考え方

本定例会におきまして令和3年度当初予算をはじめ、町政の重要案件をご審議いただくわけでございますが、開会にあたり、町政に関する所信の一端をご説明申し上げ、議員の皆様、町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

今、世界はコロナ禍にあります。そして、この瞬間も宮代町は二度目の緊急事態宣言下にあります。昼夜を問わず、町民の命を守るために力を尽されている医療、介護、福祉関係者の皆さん、そして社会的な活動を維持するために、お骨折りいただいている全ての皆さんに、心から敬意を表するとともに、感謝を申し上げたいと思います。

進修館、ぐるる、公民館など、町の公共施設については、感染拡大を防ぐために、利用制限などをさせていただいています。町民の皆さんにおいては、日々の社会活動、地域活動が制約されている中、不自由な生活を強いられていることと思います。ご協力いただいていることに対して、心よりお礼を申し上げます。

この一年、新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、私たちは、まるで暗闇の中にいるような生活を強いられています。経済活動も停滞し、地域でのさまざまな活動も中止や延期を余儀なくされています。会っていた友人と会う機会も少なくなり、寂しい思いをされている方も多いと思います。

しかし、暗闇の中で立ち止まっているだけではなく、ここを耐えて、その先の光に向かって歩き出さなければなりません。その先に光をともすことこそ、私の責任であり、行政の役割であると考えています。未来に対する希望や望みがあるからこそ、私たちは、前に進むことができます。

その一つが、令和3年度から動き出す、新しい10年間の総合計画です。
たくさんの町民の皆さんに参加いただいて、議論を重ね、昨年10月に議会での議決をいただいて策定したものです。10年後に、コロナ禍にある今この時、私たちは未来への意思を失っていなかったのだ、前へ進むことをためらわなかったのだ、と誇りをもって示せることこそが、未来への責任だと信じています。この計画は、そういう意味も持っています。

秋には東武動物公園駅西口に、商業施設がオープンします。令和3年度には、こうした動きに呼応した、町の魅力づくり事業をスタートさせます。また、5月には旧ふれ愛センターの建物をリニューアルした、社会福祉協議会による「福祉交流館 すてっぷ宮代」がオープンします。ここを町民の皆さんが福祉活動、交流事業をすすめる拠点としていきます。

もう一つが、ワクチン接種です。
令和3年度には、ワクチン接種が始まります。今までと同じ生活をとりもどすためにも、行政が一丸となって取り組んでいきます。ワクチン接種クーポン券を郵送した上で、ぐるる宮代、進修館を会場として16歳以上の全町民を対象に実施していく予定です。

ワクチン接種については、本定例会において、令和3年度当初予算だけでなく、令和2年度補正予算、令和3年度補正予算として追加上程させていただき、4月を待たずに、できることは前倒して2月、3月に準備を進め、実施していきたいと考えています。実質的には「14か月予算」として切れ目なく、万全の体制で実施していきたいと考えています。

当初予算の概要

次に、本定例会に提案しています令和3年度当初予算案の概要を説明いたします。

まず、一般会計、特別会計、企業会計を合わせました総額は、207億8千502万4千円、令和2年度と比較して、3億8千154万2千円、率にして1.8パーセントの減となっています。

一般会計については、104億5千100万円、令和2年度と比較して、1億7千200万円、率にして1.6パーセントの減となっています。国民健康保険、介護保険及び後期高齢者医療特別会計については、総額71億6千586万3千円、令和2年度と比較して、2億4千112万円、率にして3.4パーセントの減、水道事業会計については、14億7千48万6千円、令和2年度と比較して、9千930万6千円、率にして7.2パーセントの増、農業集落排水を含む下水道事業会計については、16億9千767万5千円、令和2年度と比較して、6千772万8千円、率にして3.8%の減となっています。

このうち、一般会計の歳入及び歳出の概要について、申し上げます。

まず、歳入ですが、総額の33.8パーセントを占める基幹財源である町税は、そのほとんどの税目で新型コロナウイルス感染症やその拡大を背景とした税制改正の影響を受ける見込みであり、個人町民税が7千720万8千円の減、法人町民税が1千558万9千円の減、固定資産税が5千23万2千円の減を見込んでおり、町税全体では、1億5千336万7千円の大幅な減となっています。

また、もう一つの主要財源であります地方交付税は、新型コロナウイルス感染症の影響により地方自治体において大幅な税収減が見込まれる中、安定的な行政サービスを提供しつつ防災などの重要課題に取り組めるよう令和2年度の水準を上回る額を国が確保するとしていることから、6千800万円の増、また、臨時財政対策債については、税収の大幅な減少を踏まえて2億6千700万円の増を見込み、合わせて3億3千500万円の増となっています。

国・県税を原資とする地方譲与税及び各種交付金についても新型コロナウイルス感染症拡大の影響による減収に起因して大きく落ち込み、そのうち地方消費税交付金については、国の令和3年度地方財政対策を踏まえて、4千310万円減の5億7千210万円となっています。

次に、歳出の概要について申し上げます。

まず、令和3年度の歳出予算の計上にあたりましては、高齢化の進展並びに子育て支援の充実により引き続き社会保障関連経費に伸びが見込まれることや職員の増員及び会計年度任用職員制度の通年運用に伴う人件費の伸びなどに起因して、義務的経費に高い伸びが見込まれたため、予算編成段階においてマイナスシーリングの実施や第5次総合計画のスタート年に当たることを踏まえて第4次総合計画実行計画事業をゼロベースで見直すとともに、令和3年度においても引き続き重要課題であります新型コロナウィルス感染症対策に必要な経費について、専決処分を含む補正予算と合わせて歳出予算を確保しております。

社会保障関連経費については、国民健康保険及び後期高齢者の医療分野並びに障がい者福祉分野で給付の増加が見込まれることから、9千246万1千円の増、子育て関連では入所児童数の増加による保育所運営費や民間保育所に対する給付の増加が見込まれることから、令和2年度に比べ、4,218万4千円の増となっています。
職員人件費については、職員数の増加並びに会計年度任用職員制度の通年運用に伴い、5,451万1千円の増となっています。

これらの結果、令和3年度当初予算においては、収支の均衡を図るための財政調整基金の繰入額は、4億7千954万4千円となっています。

主要な事業について

昨年1月16日に国内初の感染が確認された新型コロナウィルス感染症については、その後、国内においても急速に拡大し、昨年4月に続き、本年1月には再度、緊急事態宣言が発出されるなど、これまでの生活様式を一変させるほどの大きな影響を及ぼしています。感染症対策については、国の地方創生臨時交付金を有効に活用して宮代町としての独自の対策を講じてきました。

今議会では新型コロナウイルス対策としては、医師の指示に基づいて実施するPCR検査費用の助成を始め、高齢者入所施設の職員を対象としたPCR検査、そして、ワクチン接種の速やかな実施に必要な経費を計上しています。

また、令和3年度は宮代町にとって新たな10年の始まり、まちづくりの方向性を示す第5次総合計画の初年度にあたります。

都市基盤整備など引き続き計画的に取り組むべき事業については進ちょくに合わせた取組を確実に実施するとともに、総合計画の策定過程において町民の皆さんとの対話から生まれた新たな事業については、宮代のまちづくりをさらに一歩進めるという観点から積極・果敢に取り組むための予算を計上しております。

第5次総合計画に掲げる4つの構想に連なる事業のうち、令和3年度予算に計上した事業についてご説明します。

「構想1 宮代らしさを価値として高めていく」については、
「西原自然の森活用事業」として、一昨年度に町民共有の財産とした西原自然の森において旧ふれ愛センターが今年5月に新たな福祉・交流の拠点として生まれ変わることを機に、新たな里山体験の場として、また、旧進修館、旧加藤家などの文化財をさまざまな活動の場として活用できる方策を検討するなど、西原自然の森を再び人が集まる拠点となるよう方策を練り上げていきます。

「新しい村魅力アップ事業」では、新しい村がオープンから約20年が経過し、取り巻く環境変化に対応していくことが求められていますので、そのための調査・分析を行います。

「東武動物公園駅西口わくわくロード事業」では、今年の秋には東武動物公園駅西口エリアに商業施設のオープンが予定されていますので、東武動物公園駅西口から東武動物公園、新しい村までのエリアをより魅力あるエリアとするべく、西口駅前通り線を歩いて楽しく、わくわくする通りとなるよう、整備に向けた準備を市民参加によって進めていきます。

「構想2 コンパクトな町の強みを活かす」については、
「宮代型デマンド交通事業」として、高齢化の更なる進展により、移動の「足」となる地域交通の充実を図る必要から、令和3年度4月から高齢者や障がい者を対象にタクシー助成をスタートします。

「広域道路ネットワーク整備」では、都市基盤の重要な要素である道路については、町の背骨を形成する都市計画道路春日部・久喜線の整備を引き続き進め、将来的な北春日部方面への延伸につなげていきます。

「東武動物公園駅東口にぎわいロード事業」では、埼玉県及び杉戸町との連携・協力により、駅前広場の早期整備に向けた用地確保を進めます。「小商いからはじめようチャレンジショップ事業」では、宮代の賑わいにつながる起業促進として、3か年計画で進めている月3万円ビジネス講座を令和2年度に引き続き実施します。

「構想3 さまざまな活動や主体を生み出し」については、
「地域のみんなでこどもたちの居場所づくり事業」として、さまざまな事情で学校に通うことのできない児童生徒のための学外の居場所となる教育支援センターを開設するための準備を進めます。

「おかえりなさい! 地域デビュー事業」では、定年を迎えた世代の方々に地域活動への関心を持っていただき、実際に地域活動していただけるよう、社会福祉協議会と連携してそのきっかけづくりとなる講座や情報誌の発行を行っていきます。構想1の部分でも申し上げましたが、西原自然の森に今年5月に新たな福祉・交流の拠点「福祉交流館 すてっぷ宮代」がオープンします。社会福祉協議会との連携によりボランティア活動のすそ野を広げるための講座や福祉団体の横の連携を図るための交流会を実施してまいります。

健康増進の分野は、「若い世代の健康づくり促進事業」として若い世代からの健康づくりへの意識を高めるため、オンライン相談や教室を行います。

「構想4 社会環境の変化に対応し行政運営を変化させ続ける」については、
「みんなで備える防災力強化促進事業」では近年の気候変動を要因とした甚大な自然災害に適切に対応していくため、自主防災組織、消防団などとともに実践的な防災訓練を実施し、防災力の強化を図っていきます。

「高齢者困りごとサポート隊事業」では、高齢化の進展や高齢者の一人暮らし世帯化が進んでいる状況を踏まえ、高齢者のちょっとした困りごとをサポートする地域活動の組織化に資する支援を社会福祉協議会とともに行っていきます。

宮代町では全国に先駆けて公共施設の機能転換や再編に取り組んできました。その取り組みから10年が経過しようとしています。「公共施設マネジメント計画2.0」を策定する取り組みを行い、その歩みを継続していきます。町立小中学校の適正配置に関する取り組みについては、引き続き、町民の皆さんの意見を伺いながら、丁寧にその取り組みを進めていきます。

令和3年度予算については、これ以外に教育分野の事業として、中学校3年生が安心して受験にのぞめるよう、インフルエンザ予防接種費用を町が助成します。また、東小学校の児童数の増加にともない、新たな教室の整備工事を令和3年度に実施するための予算を、令和2年度の補正予算として上程させていただく予定です。

以上が、町政運営にあたっての基本的な考え、並びに新年度予算の概要です。

コロナ禍により、地域の中、身近な場所に孤立している人がいるかもしれません。あるいは、顔見知りであっても、そうでなくとも、寂しい顔をしている人がいるかもしれません。私は、そんな時、声をかけたり、お互いにはげましあったりできる、そんな町でありたいと願っています。そういったサポートのできる行政であるべきだ、と思います。これこそが、宮代町の強みです。「首都圏でいちばん人が輝く町」、町民の皆さんとともに、こういう町をつくっていきたいと考えています。

議員の皆様をはじめ、町民の皆様方のご理解を心からお願い申し上げまして、施政方針とさせていただきます。

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電話: 0480-34-1111(代表)内線206(2階9番窓口)

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