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あしあと

    平成15年度マーケット委員会最終報告1

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    はじめに

    このマーケット委員会の設置目的は「農」のあるまちづくり基本計画に基づき宮代型流通システムの構築を目指すことを目的に策定された宮代マーケット計画を具体的に実施することです。町長から「新しい価値をめざして」活動して欲しいと平成10年9月11日委嘱状を受けました。そこで、この目的の実現を図るため委員構成は市民参加型とし、専門知識や意欲のある人が集まりました。
    委員会は3期に分かれ平成10年9月から平成16年3月まで約6年間に渡り活動しましたが、その第1期から3期までの総括をします。

    第1期マーケット委員会(平成10年9月11日~平成11年3月30日)30名

    (a)マーケット部会と(b)新しい村部会の二つに分かれ活動しました。
    マーケット部会は実験施設として「アンテナショップ整備にかかわる中間報告及び提案」を平成11年9月町長に提出しました。また、新しい村部会は市民農園や「農」のあるまちのグリーンツーリズムを提案しました。そして、直売所に関するアンケート・ヒアリング調査をし精力的に活動をしてきました。提案したアンテナショップは四季楽の西側スキップ広場西側の芝生エリアに平成12年5月にオープンしました。なお、第1期マーケット委員会の最終報告書を平成12年3月に提出しました。

    第2期マーケット委員会(平成12年11月15日~14年3月31日)23名

    開始が大幅に遅れてしまいましたが、残された課題と新たな課題を解決するためスタートしました。そして新しい村構想の実現に向けて(a)施設部会と(b)特産品開発部会に分かれ活動しました。
    施設部会では「アンテナショップ結」に関するアンケート調査を行い、「農の家」の設計やアンテナショップの再利用計画について提案しました。また、特産品開発部会は「森の市場」やカフェのレイアウト、オープン時の新メニュー開発、パンのメニュー等について提案しました。それらをまとめ、中間報告書を平成13年5月に提出しました。
    平成13年9月1日に農業の振興と地域活性化の拠点施設「新しい村」が山崎の地にオープンしました。約13ヘクタールの敷地に、果樹園や自然公園のほか、市民農園や、地場農産物の加工施設「森の工房」・直売所「森の市場結」そして、「新しい村」の食を体験できる「森のカフェ」です。そして、平成13年12月に第2期マーケット委員会最終報告を提出しました。

    第3期マーケット委員会(平成14年10月11日から平成16年3月31日)11名

    「新しい村」ができましたので、そのさらなる活性化のため(a)販売サポートチームと(b)生涯学習チームに分かれ活動しました。
    平成15年2月23日農のあるまちづくり講座「元気な女性企業家農産物直売所」について阿久澤千代子さんの講演会が開催され大変参考となりました。
    販売サポートチームは平成15年1月越生町梅加工所を見学、ウメによる特産品開発について調査をし、2月には千葉県多古町の直売所を見学し、宅配について調査・研究しました。その後、宮代型宅配事業についてのアンケート調査をして、「アンテナショップ結」での注文販売実施を実現しました。
    生涯学習チームは平成14年11月まちづくりアドバイザー工藤日出夫氏から「生涯学習のあり方」について講義を受けました。また、庄和町未来塾・21との交流をして見識を深めました。そして、平成15年9月よりマーケット委員会生涯学習チームに新たに応募した3名が加わり「結の里いきいき塾」としての活動がスタートしました。ここでは「いきいき塾設置規程」や「結の里生涯学習町民企画講座応募規程」「企画実施までの流れ」を作成しました。平成15年10月には中間報告書を提出しました。
    中間報告後販売サポートチームは宅配システムやアンテナショップの活用等について検討しました。一方、生涯学習チームは、「農のあるまちづくり講座企画応募用紙書式」、「農のあるまちづくり講座企画募集規程」、「農のあるまちづくり講座企画審査基準」、「講座実施報告書式」等実務的な仕事をしました。

    以上第1期から第3期までを振り返りますと「農のあるまちづくり10年プラン実施状況一覧」にありますように、一部実施済、未着手等今後も努力すべき課題が残っています。そこで、委員会としてはどのようにしたらよいか検討し、提言としてまとめました。
    マーケット委員会では、委員が汗と脂を流し真摯に課題に取り組みました。そして、宮代町が全国に誇れる「新しい村」が完成し、町民をはじめ多くの人々に利用され、喜ばれている現状に満足すると共に、今後も「農のあるまちづくり基本計画」の理念が忘れることなく生き続き、地域住民に浸透し、発展していく姿を期待したいと思います。
    最後になりましたが、榊原町長さんをはじめ農政商工課や総合政策課の職員、コンサルタントの浦野秀一氏、政所利子氏、渡辺均氏、中川悦郎氏のご指導、多くの関係者の方々のご助言もとに、マーケット委員会のメンバーが一致協力をしてこの最終報告書が出来ましたことに深く感謝するしだいです。

    マーケット委員会委員長
    鈴木喬文

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