みやしろ健康マイレージ事業その2 ~健脚チャレンジの実施~
[2022年6月9日]
ID:19432
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みやしろ健康マイレージ事業参加者のさらなる健康づくりを目指すため、令和元年度から運動・食生活の改善プログラム「健脚チャレンジ」を実施しています。コロナ禍2年目となる令和3年度は、トレーニング動画の視聴による在宅での取組と、講師による対面での講習を組み合わせたプログラムを実施し、33名が参加しました。
続いて、健康運動指導士からワンポイントトレーニングを学びました。日頃のウォーキングをより効果のあるものにするためにも、脚力をつけることはとても大切。日常生活の中で取り入れやすい、座りながら行える上半身のトレーニングを学び、家庭での実践につなげました。
筋力トレーニングや有酸素運動の動画計10本を町ホームページで公開しました。筋力や体幹を鍛えるためのトレーニングやストレッチを織り交ぜた15分~30分間の内容を、2~3日に1回のペースで各家庭で取り組みました。ウォーキングもあわせて行い、カレンダー式の運動記録票に実施した運動や体重、感想等を記入していきました。
参加者には1日に食べた物を記録用紙に書いて提出いただきました。
管理栄養士が食事バランスや摂取量について、記録用紙にアドバイスを記載し、日頃の食生活に役立てていただきました。
1か月半振りに保健センターに来所いただきました。参加者の中には、その日の出来事をびっしりと書き留めた運動記録票を広げ、「記録のおかげで続けることができています」と話す方もみられました。
前半は健康運動指導士による実技。筋力トレーニングや音楽に合わせ全身を使った有酸素運動など、「健脚」につながる実習を行いました。
後半は管理栄養士が前回の食事記録票をもとに、バランスよく食べるコツや塩分の多い食材などについて解説しました。
各測定結果やプログラム前後の比較から得られた全体成果を書面にまとめ、参加者にお送りしました。
測定結果から分析された課題や改善に向けたトレーニング方法について、一人ひとりに沿った助言を資料に記載。また、再度提出していただいた食事記録についてアドバイスを添え、今後の健康づくりに役立てていただきました。
【平均歩数】
プログラム参加前後にあたる令和3年2月と令和4年同月の1日当たり平均歩数を比較したところ、一人当たり801歩増加しました。
【体力測定】
柔軟性の指標となる長座体前屈では、平均で参加前36.7cmから参加後39.4cmと有意に増加し、改善が見られました。また、歩行速度を測るTUG(タイム・アップ・アンドゴー)では、平均で参加前5.80秒から参加後4.80秒と有意に減少し、改善が見られました。
プログラム参加後の変化についてアンケートを行いました。
運動面では、参加者の7割が「運動する頻度が増えた」と回答し、習慣化の一助となったと考えられます。
さらに体調の変化について、マイレージ参加者アンケートと同じ設問で調査をしたところ、健脚チャレンジ参加者において変化が著しいことが分かりました。
健脚チャレンジ参加者 | 健康マイレージ参加者 | |
---|---|---|
気持ちが前向きになった | 45.8% | 23.1% |
よく眠れるようになった | 41.7% | 23.1% |
ストレスが解消した | 41.7% | 17.0% |
疲れにくくなった | 29.2% | 17.0% |
食欲が出た | 20.8% | 12.9% |
【運動面】
【食事面】
【プログラム全体】
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