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令和2年度町政施政方針

[2020年3月5日]

ID:13881

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町政運営にあたっての基本的な考え方

 本定例会におきまして令和2年度当初予算をはじめ、町政の重要案件をご審議いただくわけでございますが、開会にあたり、町政に関する所信の一端をご説明申し上げ、議員の皆様、町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

 さて、現在、宮代町では令和3年度からスタートする新しい10年間の長期計画である「第5次総合計画」を策定中です。昨年度、今年度については無作為に抽出した町民にご案内を差し上げ、私自身も一参加者として話し合いのテーブルに加わりました。年齢、性別ともにさまざまな町民の皆さんとの対話をのべ20時間にわたって行ったことは私にとって、得るものも、感じるものも、また気づかされることも多く、貴重な体験となりました。

 さまざまなテーマで町民の皆さんとの対話を行う中で出された意見は、どれも皆、率直なものであり、宮代町を良くしたいと言う気持ちにあふれたものでした。特に、今後10年の町の将来像についての意見では、宮代町の良さは、田園と都会の良さ、その両方を備えているところであり、そこが「宮代らしさ」である、という意見が多かったと実感しています。専門家や各種団体の皆さんからなる総合計画審議会においても、やはり同様な意見でした。

 宮代町には田園的な居心地の良さ、と都市的な洗練された側面がある、面積が小さく、コンパクトであるからこそ、さまざまな活動が身近に感じられ、活動している人との関係も近く、それは他の自治体に比べても際立っている、という意見もあわせていただいています。東武動物公園、日本工業大学、進修館が立地し、近年はトウブコフェスティバル、など外に向かって発信する事業が市民主体で行われているのも、皆さんがそう感じる一因であろうと感じました。和戸駅、姫宮駅、東武動物公園駅という利便性の高い3つの駅も立地しています。

 今、全国にある市町村の数は1,700ほどであり、それぞれに特徴を持っています。しかし、どの自治体も一つとして「同じ」ではありません。規模も経済もそれぞれに違います。東京から遠く離れた人口数千の村も、100万を超える政令指定都市も、一年の半分を雪に覆われている町も、それぞれの特性や地域資源を探し、知恵をしぼっています。宮代もそうあるべきです。宮代町は高度経済成長期以後、久しく「東京のベッドタウン」であるといわれ続け、また自認してきました。しかし、それは過去のことになっています。今は東京との関係だけで町を位置づけるのではなく、首都圏の中でキラリと光る、存在感のある町として、一歩を踏み出すことができるはずだと考えています。

 私は「ないものねだり」ではなく、「あるもの探し」という発想で、この町を輝かせていきたいと考えています。そのためには、この町に住む、あるいはこの町で活動する皆さん自身が一緒になって、町の未来を思い描くことが重要であると考えています。このことが、この町に住む34,000人の皆さん一人ひとりが主役になって、動きはじめる、この町が輝く、そのための強い力になる、と信じているからです。私が町民の皆さんとの対話を大切にしているのはこうした理由からです。さすが宮代、と言われるまちづくりを進めて行きたいと考えています。

 第5次総合計画については、町民の皆さんから幅広くご意見をうかがうとともに、引き続き議会の皆さんにも、内容をお示ししながら、もうひとつの町の長期ビジョンである「第2次都市計画マスタープラン」とともに、令和2年度中に計画を策定してまいります。


当初予算の概要

 次に、本定例会に提案しています令和2年度当初予算の概要を説明いたします。

 まず、一般会計、特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計を合わせました総額は、211億6千656万6千円、令和元年度と比較して、13億8千372万5千円、率にして7.0パーセントの増となっています。

 一般会計については、106億2千300万円、令和元年度と比較して、6億5千100万円、率にして6.5パーセントの増となっています。特別会計については、公共下水道事業特別会計並びに農業集落排水事業特別会計の企業会計への移行もあり、74億698万3千円、令和元年度と比較して、10億2千536万4千円、率にして12.2パーセントの大幅な減、水道事業会計については、13億7千118万円、令和元年度と比較して、731万4千円、率にして0.5パーセントの減、令和2年度から新たに公営企業会計となる下水道事業会計については、17億6千540万3千円の皆増となっています。

 このうち、一般会計予算の歳入及び歳出の概要について、申し上げます。

 まず、歳入ですが、令和2年度予算の歳入総額の34.7パーセントを占め歳入の根幹である町税は、個人町民税がこれまでの実績を踏まえ2,099万7千円の増、固定資産税が前年同様、新築家屋数の増等により2千603万9千円の増額を見込んでおり、町税全体では、4千609万9千円の増となっています。

 もう一つの主要財源であります地方交付税については、令和元年度の実績と国が示す地方財政計画を考慮し、9千100万円の増、また、地方交付税の財源不足分を国と地方で折半する臨時財政対策債については、1千万円の減を見込み、合わせて8千100万円の増となっています。

 なお、地方消費税交付金は、令和元年10月の消費税率の改定及び国が示す地方財政計画等を考慮し、7千580万円の増となっています。

 次に、歳出の概要について申し上げます。

 まず、令和2年度の歳出予算の計上におきましても高齢化の進展などにより、引き続き社会保障関連経費が高い伸びを示していますことから、令和元年度と同様、予算編成段階におけるすべての事業のゼロベースによる見直しを行い、予算の確保を図っています。

 社会保障関連経費については、国施策である幼保無償化の導入や学童保育所の指定管理者制度の導入などによりまして、子育て関連で令和元年度に比べ、約1億6,069万9千円の増、国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険等の医療・介護の分野で、約2,110万1千円の減となり、社会保障関連経費全体では、令和元年度より2億8千234万4千円と大きく増加しています。
職員人件費については、職員数の増加並びに新たに会計年度任用職員制度が導入されることに伴い、2億2,963万7千円の増となっています。

 これらの結果、令和2年度当初予算においては、収支の均衡を図るための財政調整基金の繰入額は、4億9千934万7千円となっています。


主要な事業について

 令和2年度は平成23年度から始まった第4次総合計画の最終年でもあります。私のもう一つの役割は、過去を現在につなげ、未来にバトンタッチさせて行くことでもあります。町民、議会、行政が知恵を出し合って策定した現在の計画の手を緩めることなく前に進め、仕上げていくための予算を計上させていただいています。

 「第4次総合計画 構想1 人、活動、地域をつなげる」「構想2 交流人口を増やす」については、すでに前期実行計画、後期実行計画において立ち上げた諸事業を引き続き実施していきます。

 「構想3定住人口を増やす」については都市計画道路「春日部久喜線」の用地買収及び工事を引き続き進めていきます。「東武動物公園駅東口周辺整備事業」についても東口駅前広場の早期完成を目指し、用地交渉及び個別意向調査を進めていきます。東武動物公園駅西口周辺整備については、県道春日部久喜線と中央通り線との交差点改良工事を行います。東武鉄道の北側用地についてはすでに進出企業が決定していますので、東武鉄道主体による商業施設の建設が始まります。いよいよ、駅前の形が目に見えて変わってきます。

 「構想4産業を結び、活かし、広げる」に位置付けた「まちなか起業創業事業」については、宮代町で起業を志す人を対象とした「わたしたちの月3万円ビジネス講座」を実施します。宮代町で起業する人たちを応援し、ぜひとも、起業する場所として宮代町を選択してもらうことで、産業の活性化につなげていきたいと考えています。

 「構想5公共施設の機能と役割と再編」については、「旧ふれ愛センター建物」を社会福祉協議会に貸し出すことで、福祉作業所、町民の交流スペースとして活用されることを目指します。社会福祉協議会と町とにより、そして、ここを利用する町民の皆さんとともに、一緒に福祉について考え、そして情報を発信し、活動を広げていく、そんな拠点になることを期待しています。

 小中学校の適正配置については引き続き審議会を開催し、今後のあるべき方向性を定めていきます。

 新年度予算においては、これらに加えて、道佛地区の新市街地などを中心として若い世代が増加していることを受け、子育て支援のための新たな予算を計上しています。

 その一つとして、地域の飲食店等で子育て世代の交流を促すために地域子育てサロンを開設します。また、学童保育所への指定管理者制度の導入により開所時間を7時までに拡大するとともに、みやしろ保育園において病児保育を実施することなどにより子育て環境の充実を図ります。

 また、昨年10月の台風による豪雨は記憶に新しいところですが、地震や水害などの自然災害に対応するための予算を計上しています。災害対策として、昨年の国及び埼玉県の浸水想定区域の見直しを踏まえて地震・洪水ハザードマップの改定や避難所案内看板の更新を行うことで町民の皆さんの防災意識向上を図ります。

 なお、3月定例会においては国の経済対策補正予算と連動した、冠水対策のための事業を、スピード感を持って実施するために、学校のWi-Fi(ワイファイ)によるインターネット環境の整備を行う「ギガスクール構想」関連の予算とともに、3月補正予算として計上させていただいています。

 以上が、町政運営にあたっての基本的な考え、並びに新年度予算の概要です。

 今年8月には東京オリンピックが開催され、宮代町においても聖火リレーが行われます。私自身、昭和39年の東京オリンピックを7歳で経験していますので、昭和、平成、令和に至る50数年間の変化を痛感させられます。この間、日本は豊かになり、社会全体も成熟しました。そのような中、町民の皆さんが町に求めるものも、個々の皆さんの想いも変わっていると実感しています。私は町民の皆さん、議会の皆さんととともに、オール宮代で新しい時代の宮代を創造していきたいと考えています。

 議員の皆様をはじめ、町民の皆様方のご理解を心からお願い申し上げまして、施政方針とさせていただきます。

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