埼玉県知事が宮代町を訪れました

8月1日（水）、埼玉県上田知事が工業技術の最先端を担う日本工業大学を訪れました。

これは、知事が県内の市町村を自ら訪れ、その地域の文化や現状を知り、発信する「知事のとことん訪問」として行われたものです。

最初に訪れたフォーミュラー工房では、実際のマシンを見ながら、制作に携わった学生と「制作時に大変な作業は？」「チームは何人いますか？」など興味津々に質疑応答をかわしていました。

次に訪れた先端材料技術研究センターでは、応用化学科の教授の「現在主流の液体リチウム電池に代わる安全性に優れた全固体電池の開発といったこれまでにない新たな物質の合成や製造など、私たちの生活を大きく変える可能性が秘められた研究をしている」との説明を熱心に聞いていました。

最後の意見交換では、本年度から生徒の勉強や研究場を充実させるために、学部や学科を改設したこと、また生徒が専門科を超え横のつながりを持つことで新たな可能性を見出す環境を作るとの大学側の考えに、知事も「とてもいい環境で学べている。即戦力として社会に貢献できるのでは」と同席した生徒へ期待を込めた言葉を送っていました。