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あしあと

    平成29年度遊休農地解消活動を実施しました

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:7468

    平成29年11月2日(木)に、大字東粂原地内の農地において、宮代町農地利用最適化推進委員、農業委員13名により、遊休農地の解消活動を実施しました。解消した農地は平成29年12月より宮代町内に農業参入した、有限会社モンテローザファーム(別ウインドウで開く)の耕作農地として利活用されることとなりました。有限会社モンテローザファームは、居酒屋チェーンを全国展開するモンテローザグループの子会社で、自社の店舗で提供するサラダ等に使用される野菜の栽培を担っています。今後、宮代町内の農地を活用した野菜作りを展開していくこととなっています。



    3度目の正直でやっと活動を実施

    今年度の解消活動は、当初10月19日(木)に予定をしていましたが、雨や台風に見舞われて、やっと11月2日(木)に実施することができました。2回の順延にもかかわらず、13名のメンバーが集まり、手際よく除草作業を進めることができました。

    この宮代町における遊休農地解消活動は、国で注目されており、今回の活動には、農林水産省の2名の職員の方が視察に訪れました。また、現場では農業委員会会長や農地利用最適化推進委員代表と積極的に意見交換をしていただき、現場の意見を国の取り組みに反映したいとの心強いお話をいただくことができました。

    今回はチェーンソーが大活躍

    刈払い機で際の作業が終わったら、一気に自走式草刈機で除草作業を実施します。自走式の草刈り機は、枝や葉を一気に細かく砕いてしまうので、そのまま耕うんすることで畑の栄養になります。

    また、今回は、一部低木が生えていたことから、チェーンソーで一本一本を丁寧に伐採を行いました。これにより、トラクターでの耕うんを効率良く行うことができました。

    トラクターで耕うんして、すっかりきれいな農地に再生!

    草刈りが終了したところで、トラクターの登場。畑として耕作をするためにトラクターによる耕うん作業を行います。一列ごとに丁寧に耕うんを行い、きれいな農地に再生しました。今回の活動は、午前9時からスタートし、お昼には終了することができました。

    農地利用最適化推進委員の皆さんを中心に活動中

    平成28年4月の農地法改正に伴い、宮代町では7名の農地利用最適化推進委員が誕生しました。

    農地利用最適化推進委員は、以下の取り組みを行っています。

    (1)担い手への農地集積・集約化の推進に関する主な活動

      (1)農業者の経営意向の把握

      (2)農地所有者の農地に関する意向の把握

      (3)(1)(2)を踏まえた利用調整のための活動

       ア 担い手への農地情報の提供

       イ 利用調整のための集落座談会の開催

       ウ 農地所有者等に対する農地相談会の開催

       エ 人・農地プランの作成・見直しへの協力

    (2)遊休農地の発生防止・解消に関する主な活動

     (1)農地の利用状況調査

     (2)遊休農地所有者の意向の把握

     (3)遊休農地所有者に対する相談活動

     (4)(2)(3)により把握した意向等を踏まえた農地の利用調整活動

    (3)新規参入の促進に関する主な活動

     (1)参入希望者に対する相談活動

     (2)参入希望者と地域との話し合いの場の設定

     (3)参入希望者への農地情報の提供とあっせん

     (4)参入後の支援活動

    (4)(1)~(3)の実施における農地中間管理機構との連携のための活動

     (1)農地所有者の農地に関する意向についての情報提供

     (2)地域における農地中間管理事業の理解促進と活用推進

     (3)農地中間管理事業実施のための調整会議等へ参加し、積極的な調整を展開

    農地でお困りのことがありましたら、農地利用最適化推進委員にご相談ください!!

    お問い合わせ

    宮代町役場 産業観光課 農業振興担当(宮代町農業委員会)
    電話: 0480-34-1111(代表)内線262、263 ファックス: 0480-34-1093