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埼玉県から感染性胃腸炎の流行警報が発令されました

[2016年12月19日]

ID:3622

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予防のポイントは「しっかり手洗い」です。

1 感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染症です。ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。

2 原因と感染経路

原因となる病原体には、ノロウイルス(Noro virus)、ロタウイルス(Rota virus)などのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。

感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる感染(接触感染)、汚染された食品を食べることによる感染(経口感染)があります。

3 症状

病原体により異なりますが、潜伏期間は1~3日程度です。ノロウイルスによる胃腸炎では、主な症状は吐き気、おう吐、下痢、発熱、腹痛であり、小児ではおう吐、成人では下痢が多いです。有症期間は平均24~48時間です。ロタウイルスによる胃腸炎では、おう吐、下痢、発熱がみられ、乳児ではけいれんを起こすこともあります。有症期間は平均5~6日です。感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。

4 治療

特別な治療法は無く、症状に応じた対症療法が行われます。

乳幼児や高齢者では下痢等による脱水症状を生じることがありますので早めに医療機関を受診することが大切です。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。おう吐の症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静に努め、回復期には消化しやすい食事をとるよう心がけましょう。

5 予防のポイント

ロタウイルスによる感染症については、予防接種ワクチンがあり、乳幼児を中心に接種を受けることが行われています(任意接種)。ノロウイルスについては、予防接種はありません。

トイレの後や、調理・食事の前には、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。便やおう吐物を処理*する時は、使い捨て手袋、マスク、エプロンを着用し、処理後は石けんと流水で十分に手を洗いましょう。カキなどの二枚貝を調理するときは、中心部まで十分に加熱しましょう。

6 検査・感染症法との関係

通常は症状から診断されますが、検査診断は、迅速診断キットを用いた抗原検査や、病源体の検出によります。

感染症法では、五類感染症(定点把握対象)として定められ、定点医療機関から毎週患者数が報告されています。また、ロタウイルスによる胃腸炎の場合は、基幹定点医療機関からも毎週患者数が報告されています。

資料281207 感染性胃腸炎流行警報.

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