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あしあと

    平成9年度 室町時代~江戸初期の居館を発掘 中寺遺跡

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:3560

    室町時代の住居跡発見

    発掘調査の様子
    1月下旬から中寺遺跡(字東)と藤曽根遺跡(字姫宮)で発掘調査が実施されています。中寺遺跡(下写真)からは、町内初となる室町時代の建物跡や井戸を発見。建物跡からは陶磁器や中国の古銭、天目茶わんなどが出土。当時のぜいたく品が出土したことから、武士の館があったと考えられます。また、宮代で中国の貨幣が発掘されたことも今回が初めて。中国で製造された硬貨が遠く宮代の地で発見されたことは、室町時代の日本と中国との間に活発な交易が展開されていたことを物語っています。町内には、現存する室町時代の古文書が少ないため、中寺遺跡の発掘調査は宮代の室町時代を知る重要な手がかりとなります。一方、藤曽根遺跡からは今から3500年程前の縄文時代後期に属する遺跡が発掘。藤曽根地区の発掘調査は今回が初めてですが、土器や石器に加えて7軒の住居跡が見つかりました。「住居跡の様子から、大集落があったことがうかがえます」と発掘担当者。藤曽根地区の土の中から、縄文の暮らしが見えてきます。

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    宮代町役場教育推進課文化財保護担当(郷土資料館)

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