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平成09年度冬至の火渡り

[2016年12月2日]

ID:2823

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冬至の火渡り

火渡りの様子

毎年、冬至の日に行われる行事です。これは木曽の御岳神社を信仰する埼葛普寛講 (さいかつふかんこう) のメンバーが、行っています。この講は久喜市下早見の中山鶴松氏が講元で、講員は久喜市をはじめ、宮代町、蓮田市、白岡町、幸手市、杉戸町、加須市などの広範囲に及んでいます。宮代町では逆井、山崎、金原、和戸に先達や世話人がおり、冬至の火渡り(冬至祭)は山崎、金原、逆井の購員の家をヤドにして行われています。冬至の日には15時ころから、その年の当番の家のニワや畑に薪 (杉や松) を二列に組んだり、四方に竹を立てて縄を張り、シデを下げたり祭場の準備をします。講員の人々は白装束に身をつつみ、4時ころから当番の家の座敷に集まって全員で般若心経などを唱えます。日没のころに、祭場にいき、薪に点火し、燃えさかる火の間の周囲を唱えごとを言いながら回り、頃合いをみて二列の燃えさかる薪の間を渡ります。始めは講員の人々、次に地元の人や一般の人が渡ります。その後、薪が燃えてオキになると平らにならして、その上を先ず講員の人が渡り、続いて地元の人や一般の人が渡ります。

全ての人が渡り終えると、オキに水がかけられます。人々はこの消し炭をもらって帰ります。なお、これで餅を焼いて食べると風邪をひかないといわれております。

冬至には県内でも修験関係の社寺では、冬至祭、星祭と称してこのような祭りが行われておりますが、太陽の力が一番衰える (日照時間が少ない) 日に、その回復を願って行われるもので、健康や火にかかわる行事が各地で行われております。宮代の農家では「冬至とうなす、冬至ユズ、冬至こんにゃく」といい、これらを食べると健康に過ごせると伝わっています。

今年は、12月22日の冬至の日、宮代町字逆井の「先達さん」宅の畑で行われ、近所の人など60人程の大勢の人たちで賑わいました。燃えさかる炎の中、先達さんたちが渡った後からおとづれた人たちが次から次へと渡りました。全員が渡り終えた後、先達さんが燃え残ったオキをならし、唱えごとをし、塩をふったのち、赤々としたオキの上を素足で渡り、続いて小学生からお年寄りまでやはり素足で渡りました。無病息災を願った行事として、明治30年代ころから約100年程続いている行事です。

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