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あしあと

    農家の味が全国の食卓へ

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:1254

    川端で自家製のお餅を作っている島村敦子さん。島村さんの作るお餅は、白米の切り餅と玄米餅。6次産業化商品の一環として、町の「ふるさと納税」の商品に今年度初めて登録し大好評となりました。

    島村さんの切り餅と玄米餅

    申込は北海道から沖縄まで全国から

    「北海道や九州、沖縄など全国から申込をいただきました」。島村さんは初めてみる地名などさまざまな土地に思いを馳せながら一つひとつ丁寧に心をこめて包装作業を進めたといいます。ふるさと納税の商品に登録したときは「20件くらい申込があればいいかな」と考えていたようですが、10月に先行予約の受付を始めてから1ヶ月であっという間に200件以上もの申込に達しました。「思い描いていた段取り通りに作業が進まず時間ばかりかかりました」。発送作業に取り組み始めたときは、ご飯も作れない日もあったとか。それでも商品を楽しみにしてくれている全国の皆さんの思いを励みに、家事などをこなしながら作業を続けてきました。

    丁寧に発送作業を行います

    特別栽培米のお餅は伝承されてきた味

    島村さんのもち米は埼玉県の認証を受けた特別栽培米。減農薬、減化学肥料で栽培された安心・安全なお米です。自家栽培したお米に合わせて受け継がれてきた味へと丁寧に仕上げていきます。都市部だけでなく「米どころ」と言われる地域からも申込があったそうで「そういう皆さまにご満足いただけたか心配」と話す島村さん。でもこだわりのお米と受け継がれてきた味は、全国の食卓を「おいしい」の笑顔で包んでくれたはずです。

    発送の事前準備も時間がかかります

    ふるさと納税をきっかけにして新しいつながりを

    島村さんは、より親しみやすい商品とするためにパッケージなどの見直しを行いました。「期間限定で数にも限りはありますが、もし気に入っていただけたら、来年も是非」と連絡先を記載したレシピ集も作成しました。「見た目にも楽しいものを」とシンプルな商品でありながら工夫を凝らしたオリジナリティあふれる商品。そこには女性そして主婦の目線からの丁寧さと温かみが伝わってきます。こうして全国に運ばれた郷土の味。それは食と農を通して「人と人」、「地域と地域」をつないでいきます。地産地消から地産地域外消費へ目線を広げていくこと。それは「地方創生」のための未来の可能性なのだと改めて感じました。

    全国から選ばれたお餅セット

    ※平成27年1月27日現在、今シーズンの島村敦子さんのお餅セットの申込は終了しています。
    ※島村さんのお餅は、3月頃まで新しい村森の市場結(電話0480-36-3955)で購入できます。ただし、お米がなくなり次第終了となります。

    ふるさと納税のページ

    お問い合わせ

    宮代町役場産業観光課農業振興担当

    電話: 0480-34-1111(代表)内線262、263、266(2階14番窓口)

    ファックス: 0480-34-1093

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