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水生生物

[2016年11月2日]

ID:553

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宮代町内を網目のように流れる大落古利根川をはじめとする河川や用水路は、釣りなどの観光資源にもなっており、うるおいのある田園風景を創り出しています。以前は大落古利根川にもオイカワなどが多く生息し、用水路ではタナゴの姿を見ることができました。

現在では、宮代町内の河川には、モツゴが多く生息しています。この魚は、関東以西の本州、四国、九州に分布していましたが、コイやフナの放流時に混入して全国的に分布を広げました。平野部の池や沼、細流の水草がよく茂ったところに生息し、用水路にも多く見られる雑食性の魚です。

また、外来魚(外国が原産の魚類)であるオオクチバス(ブラックバス)も多く見られます。オオクチバスは他の魚類をえさとする種類であり、池や沼などに進入すると、もともと生息していた魚類を食べ、その数を減少させるため、各地で問題になっています。モツゴの数が少なかった場所では、そのほとんどでオオクチバスが捕獲されており、モツゴがえさとなっていると考えられます。

タイリクバラタナゴの写真

同じ外来魚であるタイリクバラタナゴ(写真上)も多く見ることができます。タナゴの仲間はドブガイなどの二枚貝に卵を産みつけることによって、外敵から子供を守るという生態を持っています。従って、底面護岸などにより、この二枚貝がいなくなるとタナゴも生息できなくなります。

宮代町内に多く存在する用水路などの水域の生態系を保全するためには、単に水質などの化学的な環境だけでなく、外来魚の進入を抑え、管理することによる在来種を中心とした生物的な環境の維持が必要になります。

魚類の分布

魚類の分布 図

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