地域災害図上訓練が開催されました。

平成24年8月18日（土）宮代町コミュニティセンター進修館大ホールにおいて、埼玉県、宮代町共催で地域災害図上訓練が開催されました。この訓練では、町内各自主防災組織代表者、宮代町消防団員、久喜地区消防組合宮代消防署職員、宮代町職員など約60名の参加のもと実施されました。また、防災リーダー養成講座も兼ねており、講座受講生の皆さんも参加しました。

小学校区ごとに班分けを行い、自分の住む地域の強み、弱みを地図に書き込み、災害発生時にどんな対応ができるか検討を行いました。
「思った以上に、お店がない。普段からの備蓄が大切だ。」、「地区内に用水路が多い。火災の時には消火用の水利に使える。」、「自分の地区だけでなく隣の地区の情報も知っておく役に立つ。」など、地図を中心にさまざまな意見交換をすることができました。

次に、震度6強の揺れに見舞われたときの状況を想定し、被害状況、避難所、避難ルートについて検討を行いました。「古い住宅が密集しているので、倒壊や火災の発生が心配だ。」、「家具の転倒やガラスの飛散など、屋内の被害がまず問題だ。逃げ出す前に生き埋めになるかもしれない。」、「避難するにもどんな準備が必要か、普段から考えておかないと対応できない。」と普段からの準備の重要性を再認識することができました。

参加者の皆さんは災害図上訓練の必要性を充分認識されたようです。
今回の災害図上訓練は、各地区自主防災で災害図上訓練を実施してもらうことも目的に実施されました。