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あしあと

    第3章 重点構想 構想4 産業を結び、活かし、広げる

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    • [更新日:]
    • ID:231

    構想4 産業を結び、活かし、広げる

    既存産業の発展に力を尽くすとともに、これまでの農林水産業(一次産業)、製造業(二次産業)、サービス業(三次産業)といった産業の枠組みにとらわれず複合することで、新しく生み出される産業形態に目を向けることも必要です。農と商工の連携、福祉や観光、環境などを組み合わせることで、新たな産業を生み出します。そこにビジネスが生まれ、雇用の創出とともに産業全体の活性化も期待できます。

    緑豊かな景観の保全にもつながる「農業」の支援として、「農家」「農地」をどうするかの議論と具体的な作業を進める必要があります。一つは代々農業を営んできた人への支援、もう一つは自らの意思で農業者となる人への支援で、これを両輪として進めていく必要があります。宮代町の農地は耕地区画や用排水路などの整備が遅れており、また、集落と農地が混在しています。そこが宮代町の原風景といわれる所以かもしれません。しかし、基盤整備が不十分な農地では作業の効率が上がらず、結果として耕作放棄や相続による農地の細分化が進んでいきます。この解決なくしては「地産地消」の取り組みも砂上の楼閣となってしまいます。農地を活用しやすくするための取り組みを進めます。

    一方、商工業は単なる製造業(二次産業)や、サービス業(三次産業)としてではなく、人を含めた町の資源を発展的に活用することで、宮代町に適した形を見出していく必要があります。特に東武動物公園を訪れる観光客や日本工業大学に通う学生に焦点を絞ったサービスには多くの可能性を見出すことができます。また、社会の変化をチャンスとするために関係者関係機関による戦略を構築します。

    方針1 地域循環型産業の形成

    地元新鮮野菜のデリバリーや高齢者への配食など、売るだけでなく、作る、加工する、届けるなどのサービスを付加価値とし、人、物、金の循環を広げます。また、環境や福祉分野との関わりも含めて生活者のニーズに応える新しい産業づくりを進めます。

    方針2 特産品開発とブランド化の推進

    町内農作物の加工や希少作物の研究、100%宮代産など特色を持つ特産品開発を進め、企画、生産、加工、販売、ピーアールを一体化し宮代ブランドを確立します。また、近隣自治体との直売所交流や遠隔自治体との特産品交流などを通じ販路を広げていきます。

    方針3 農業、農地の担い手支援

    多様な農業者支援策や助成制度をウェブ上に一本化するとともに、専業、兼業、定年帰農、新規就農など対象者のニーズに合わせた支援策を構築し、さまざまな担い手を支援していきます。また、生産性の向上に向けた、営農環境の改善に取り組んでいきます。

    方針4 趣味やアイデアの商品化と空き店舗活用

    市民の趣味、アイデアの商品化や起業を支援します。また、商店街の空き店舗を起業者や市民グループの共同出店、地域のコミュニティサロン、学生のチャレンジショップなどとして多様な活用を図り、町の賑わいを生み出していきます。

    お問い合わせ

    宮代町役場企画財政課対話のまちづくり推進担当

    電話: 0480-34-1111(代表)内線214(2階11番窓口)

    ファックス: 0480-34-7820

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